表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
420/1032

西城ワイゲンに向けて




 蒼の広場を色々見て回り、思いがけず楽しい時間を過ごせたクリスだったが、時計を見れば‥‥‥


クリス「そろそろ時間だね」


急ぎ冒険者ギルドに戻った。


ウータン「あっ、お兄さん!、こっち~、こっちで~す」


 兎の獣人であるウータンがぴょんぴょん跳ねるように手を振ってきた。


うん、ウータンは相変わらずのようだ。実に元気少女が似合う女の子である。


何時も思うがチータケモナーの三人は、手の掛かる妹のようなイメージがあった。


ヨッシー「お兄さん遅いにゃ!」


クリス「ごめん、早く来すぎてちょっと見て回ってたよ」


ミィー「お兄さんズルい~」


ウータン「むう~、私お兄さんと一緒に回りたかったなあ~」


クリス「あっ、アハハハハ」


 思わず笑って誤魔化したクリスだったが、


ウータン「お兄さん!、王都に着いたら、またデートしてくださいね♪」


ヨッシー「その次は私とだにゃ!」


ミィー「真打ちは、ラストアタックを所望しますで~す」


クリス「う~ん、まあ~良いよ」


ウータン「やった~♪」


ヨッシー「楽しみだにゃ~」


ミィー「ムフフフ。楽しむで~す」


 デート再びのようだ。まあ~楽しいから良いんだけどね。


サミエル「やっほ~、みんな今晩わ~」


セリシア「あら、私達が最後でしたね」


サミエル「みんな、出る前に報告よ。残念なお知らせがあるわ」


セリシア「北砦にもクランハウス開設しようとしたんだけどね~」


セリシア姐さんの様子から、クランハウス開設は叶わなかったようだ。




 二人の話によると。北砦はクランランクB以上でないと開く事が出来ないようだ。


クリス「クランランクですか‥‥‥‥‥」


何処かで聞いた覚えがあった。


サミエル「あっ、みんな忘れてるわね」


セリシア「しょうがないさ、まだクランハウスが少ないから、クランクエストもあまり進めれて無いからね」


「「「「ああ~。確かに」」」」


そう言えば、ランクアップ?かは分からないが、守護神のレベルアップクエストは沢山あるのに、通常のクランクエストは最初の三つだけだったからな~。


サミエル「それじゃ~クリス君宜しくね」


クリス「了解でーす」


 クリスは豪華な馬車を出して、馬を繋げてく。


(この辺りの使用は勝手に体が動くから良いけど。馬車に馬を繋げるのはこうするんだな‥‥‥、ちょっと勉強になるかも)


 エンドアースでは生産に振り切ったロールのプレイヤーがいるサミエル姐さん、セリシア姐さん達のようなプレイヤーだ。


(‥今度第三職業が解放されたら、漁に関係するが、大工とか取ってみるかなもしかしたら派生で自分で船作りとか出来るかも)


それはゲームとして楽しむのはちょっと違う気がするが、リアルよりも色々学べて面白そうだと思ったクリスだった。


(リアルで釣りなんてしたこと無かったけど、一度行ってみるかな)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ