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北砦に向かって3




 オーク山賊達が崖から次々と飛び降りて。岩に当たろうがまるでダメージが無さげにクリス達に迫る。


サミエル「まともに当たると大ダメージ受けそうね。クリス君トレイン行ってくれるかしら」


クリス「うげげ。マジすか」


サミエル「うん、マジでお願いね」


クリス「うぐ‥‥‥善処します‥‥‥‥」


サミエルの考えはこうだ。クリスの職業スキル『馬車防御(大)』を信じて馬車でオークの群れに突っ込んでもらうことだ。


クリス「はあ~仕方ないか」


本当なら大剣使いとして正面からバッタバッタが理想である。クリスとて男の子だからだ。


しかし上級職業がなぜか【海賊商人】と【武装商人】であった。


これどちらも船、馬車による体当たりを可能にする。ある意味予想外攻撃方法を持った職業の一つであった。


クリス「クソ、こうなりゃやってやんよ!。テメーら挽き肉になりやがれ」


やけクソ気味に叫びながら、オークに向かって走り出す豪華な馬車。


しかも馬はノーマルである。サミエルもそこまで期待していない。


公式サイトに【武装商人】の戦闘方法が書いてあったので、たんに覚えてただけだった。


ウータン「お兄さん大丈夫でしょうか」


 心配そうなウータンとは違って、


ミィー「ノ~プログレムでーす」


ヨッシー「たっ、多分大丈夫にゃ」


セリシア「フフフ、でも一番変わった職業と戦闘方法はある意味クリス君らしくはあるわね」


サミエル「うん、違いないわ」







☆☆☆☆☆☆☆☆




クリス「ウオオォォォ!」


『『『『『ブォオオオオオオ!』』』』』


オークの群れは30体ばかりいた。瞬く間に両者は、真っ正面からぶち当たる。


パコン!、ボーリングの玉が勢いよくピンを跳ねたような、爽快な音が響いた。


『『『『『グギャアアアァアアアアア‥‥‥‥』』』』』


「「「「「えっ、ええ~!」」」」」


 みんなの予想が、あまりな現象に上書きされ呆然としていた。


サミエル「これは予想外ね‥‥‥‥」


セリシア「ある意味クリス君らしくはあるわね」


ウータン「ああ!」


ヨッシー「どっ、どうしたにゃ?」


ウータン「このままじゃ、経験値もドロップもなくなりますよ!」


「「「「お~忘れてた」」」」


慌てて周回を始めたクリスにせんじて、オークの殲滅に奔走した。


はてさて三回ものオーク山賊の殲滅したら。


『ブォオオオオオオ!』


怒りで真っ赤な顔をした。


『ブォオオオオオオ!』


怒りで真っ赤な顔をした。オークリーダーは巨大な石のこん棒を振り回し、当たるを幸いに岩に当てて飛ばしてきた。







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