北砦に向けて
クリス「姐さん達モンスターだ!」
サミエル「あっ、忘れてた」
セリシア「あっ‥‥‥‥‥」
ウータン「ああ~忘れてた‥‥‥‥‥‥」
ヨッシー「うにゃ~ん、大変にゃ!」
ミィー「あわわわ‥‥‥‥」
襲って来たのは盗賊ゴブリン×4、山賊オーク×
2体である。
クリスの職業【武装商人】の効果が発動
持ち物である馬車や馬をモンスターから保護する能力で、護衛扱いのサミエル姐さん達が外に強制的に出された。
サミエル「まだなんの装備してないよ~」
セリシア「あらあら」
ウータン「いっ、いや~ん‥‥‥」
ミィー「うっ、やばい」
どたばた着替えをするさなか、クリスが一人モンスターの注意を惹いてかなり苦労してどうにかモンスターを倒す事が出来た。
☆☆☆☆☆☆☆☆
クリス「‥‥‥‥‥参りました」
サミエル「いや~申し訳ない」
セリシア「クリス君ごめんね」
「「「お兄さんご免なさい」」」
クリス「はあ~、フィールドなんですからきちんと装備済ませて下さいね」
「「「「「はあ~い」」」」」
小さく溜め息を吐いて再び馬車に乗って、一同は先を急ぐ事になった。
まあ~相棒の島のようなイベントしてると。バトルの仕方まで忘れてしまうのも仕方ない事なのかな~。
クリス「そう言えば姐さん、北砦のエリアボスってなんですから?」
サミエル「ああ~言って無かったわね」
セリシア「ゴブリン盗賊団よ、頭はゴブリンリーダーって話ね」
サミエル「しかも盗賊団だから、配下が沢山出るらしいわ」
セリシア「そうそう、ドロップ品が‥‥‥‥、最悪なようでね~。ダントツ不人気なエリアボスと言われてるわよ~」
クリス「あの~姐さん、因みにドロップ品って何が?」
セリシア「私が知る限り、悪臭放つ腰箕のか食いかけのゴミしか出てないらしいわ」
ウータン「うわぁ~なろう定番の最悪なドロップ品です~」
ヨッシー「くちゃいのはちょっと‥‥‥‥」
ミィー「お~ジーザス」
クリス「‥‥‥‥‥ん?」
サミエル「どうかしたのクリス君」
クリス「いや~、今さっきのゴブリン盗賊は分かるんですが、どうしてオーク山賊が一緒にいたのかな~って、少し気になって」
セリシア「そう言われると。ボスがゴブリン盗賊団なのに、オークがいるの‥‥‥‥気になるわね」
クリス「ちょっと気になるので、バトルの周回良いですか」
皆が頷いたので、試しに馬車を走らせてみた。
__
____