表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
388/1032

裏カジノの秘密の入り口




《リゾート集落》




クリス「うわぁ~混んでるな‥‥‥‥」


 みんな考えることは同じようだ。


それからクリスはリアル時間15分ほど待たされて、ようやくロープウエーの順番が来て乗ることが出来た。


対岸にある相棒ダンジョンの駅にみんな降りた。


しかもみんな向かう場所が同じである。


クリス「うわぁ~ネタバレの予感が‥‥‥‥」


 何せみんな向かう場所は同じだからな。






☆☆☆☆☆☆☆☆




 みな向かう場所は同じ、しかも必要な謎解きが解かれてる状態である。


ただの自動ドアになった裏カジノの入り口に、何とも言えない気持ちになりつつクリスは、クランメンバーにこの出来事を一斉メールで知らせた。





《裏カジノ》




中に入ると。軽快な音楽が流れていた。


ピアノ、サックス、ギター、トランペットの四重奏


演目は次々変わるようで、ジャズだったりオリジナルの楽曲や、何処かで聞いた覚えのあるクラッシック等々。


カジノの入り口左がステージになっていて。女性ボーカルが時間でちょっとしたコンサートもあるようだ。


ポスターと垂れ幕の上に。


クリス「リターシャ世紀の歌姫コンサート」


なんて書いてあった。今は音楽だけのようだ。


入り口右が景品交換所で、隣がバーになっていて。【18禁】の表示とクリスの年齢からとアラームが鳴った。


『これより先、未成年は入ることが出来ません』


注意が促される。


クリス「まあ~興味はあるけどね」


 エンドアースにはそっち系のお店もあって、ある種の需要はあるようだ。


店内は明るくかなり広く、景品交換所の前には定番のスロット、ブラックジャック、バカラ、ルーレットの台が並んでいる一方で、


珍しいところで虫相撲、ラットレースなんて言う。ちょっとお育て要素のある物もあった。


この二つを簡単に説明すると。


どちらも最初の一匹はカジノにいるNPCトレーナーに話し掛けると貰える。


ただ両方は課金しないと無理なようだ。


まず選んだら餌探しから始めるようで。


普通の餌は従魔ギルドでも買えるがしかし。


質のよい餌は、モンスターを倒して得るしか無いようだ。


クリス「まあ~僕にはあんまり時間使えないから、育成がシビアな虫相撲よりもラットレースかな~」


てなわけで牛柄のような茶色と白の柄のラットを貰った。


〇〇〇「ちゅう~」


『名前を付けてください』


クリス「‥‥‥‥何て名付けるかな~」


どうもクリスに名付けのセンスがイマイチなのは、妹に言われて理解している。


クリス「まあ~。ゲームだしね」


シャドウ丸とした。


シャドウ丸「ちゅう~」


【シャドウ丸は餌が欲しいようだ。】


 ん?、いきなりログが流れたぞ?


『クリスは従魔の心を覚えた』

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ