皆で遊ぼう
因幡の白兎「うわあ~」
ウータンと手を繋いでる白兎は、目を真ん丸にしていた。
騒がしい南国の島のような、鳥達が、海岸を掠めるように、空を飛んでいた。
因幡の白兎「うわあ~、しゅごいね♪」
ウータン「うわあ~可愛い」
ヨシー「うんうん、めちゃくちゃ可愛いね♪」
ミィー「獣人の幼女ヤバイよ~」
白兎の笑顔は、なかなかの破壊力を放っていた。
ケモナー三人はデレデレである。
サミエル「さあ~、海に出てみましょうね」
皆で水着に着替えるようだ。
何だか、小さい子供の付き添いになった気がした。
幼女×3
少女×3
である。
見た目クリスだけが、大人ぽく見えるのも、微妙に恥ずかしい年頃だ。
何だかんだ思いながらも、クリス達は、皆でプライベートビーチで遊んだ。
因幡の白兎「きゃはははは、あはははは」
大はしゃぎの喜びように、
ウータン「うわあ~い。もっと飛ばして♪」
ヨシー「ひゃほ~う」
ミィー「早い早い!」
バナナボートに乗っていた。
サミエル姐さん、セリシア姐さんはクランハウスに戻って、自分達のお店の品を製作中である。
序でに、因幡の白兎を。クランクリスタル商会の守護神に設定してもらった。
そのお陰で、因幡の白兎は、クランハウスとプライベートエリアなら自由に移動出来るようになった。
クリス「楽しんでるなら、まあ~いいか」
☆☆☆☆☆☆☆☆
因幡の白兎「パパ~!、海楽しいね♪」
クリス「パパじゃないが、良かったな」
因幡の白兎「むう~」
可愛らしいほっぺをプクリと脹らませ、腰に手を置いて、私は不機嫌ですと言いたげに、上目使いに睨んでいた。
うん、可愛いな、でも僕は負けない。
ウータン「白兎って可愛いねえ~、でもお兄さんの気持ちも分かるけどね」
ヨシー「ねえ~」
ミィー「でもうちらのクランってさ~、ある意味幼女なハーレムクランぽいよね」
「「「ああ~、それはしょうがないかも」」」
三人に言われるまでもなく、クリスもまた周りから言われる可能性に気が付いていた。
(また変な、称号とか付けられるのかな)
しみじみと痛感していた。
『初めてシークレットが、図鑑に登録されました。またシークレットがクラン守護神に設定されました』
いきなりインホメーションが流れた。
『初回シークレット図鑑登録プレゼント』
クラン全員に
・300チケット
『初回クラン守護神設定プレゼント』
・レア相棒ガチャチケット×1
クリス「おっ、課金チケット貰えるのか」