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姐さん達からの頼まれ事




昨日、見掛けたNPC冒険者が釣りしてた。桟橋に行ってみるか?


クリス「その前に‥‥‥」


ステータスを開いてみた。


サミエル『おはよう~、なのかな?、ログインしたら沢山メールがあって、かなり驚いたわよ』


セリシア『メール見たわよ~。あれから色々見付けたのね、はぁ~』


サミエル『悪いけど。私達も大河エリアの向こう側気になってたのよね~。確かクリス君、小型船を手にいれてたの思い出したのよ~』


クリス「ああ~やっぱりか」


何となく、そんな気がしたんだ。







☆☆☆☆☆☆☆☆





 クランハウスから出ずに、二人がログインしてくるのを待った。


程なくして、ログインと同時にメールが届いた。


クランハウスの玄関に行くと、


サミエル、セリシア姐さん達も降りてきた。


サミエル「やっほ~クリス君」


セリシア「お待たせ~」


クリス「今晩わ」


サミエル「悪いわねクリス君」


セリシア「本当、うちのマスターには感謝ね」


 僕達三人は、それぞれの相棒を出して、最短距離で大河エリアまで進んだ。



〈ジャングルエリア〉



 大河エリアとの境に、僕はインベントリーから小型船を出した。


サミエル「あら、小型船ってわりには、意外と乗れそうね」


クリス「あっ、一応、5~8人乗れる船にしました」


セリシア「ああ~、城塞都市の次を考えてね」


クリス「正解でーす」


サミエル「なるほどね、このイベント終わったら、クランハウスも増やしたいし、イベ終わったら、他国にも行きたいのよね~」


クリス「ああ~、了解でーす」


 姐さん達に言われてしまったが、馬車二台増やすことと、他国に行くのは、クエスト関連含めて、悪いことではないか‥‥‥‥。







《隠しエリア》



大河を渡るなり、隠しエリアとマップに表示された。


サミエル「範囲はあんまり広く無いわね。三人で手分けしてマップを埋めてきましょう」


セリシア「分かったわ、クリス君私達で島の外周を埋めてしまいましょうね」


クリス「了解でーす」


サミエル「そう、じゃ私は大河エリアからしらみ潰しに埋めてくから。そっちが終わったら合流しましょう」


 大まかな作業手順が決まったので、早速動く事にした。





ウッドゴーレム:『混沌』


レベル33


HP12/12P


攻撃特技


『殴る3』


『掴む1』


『振り回す1』



ストーンゴーレム:『混沌』


レベル33


HP12/12P


攻撃特技


『殴る3』


『掴む1』


『振り回す1』



アイアンゴーレム:『混沌』


レベル33


HP12/12P


攻撃特技


『殴る3』


『掴む1』


『振り回す1』


クリス「秘密エリアは、何故かゴーレムばかりが出るな‥‥‥‥」

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