クリス、課金してみるってよ
〈海辺の集落〉
思いの外、強制クエストが、簡単にクリア出来た。
(うん、悪いことじゃないね)
その上、『幻』属性の相棒、麒麟の卵までゲット、
文句もなく、ちょっとした騒ぎになった。
その結果、麒麟の卵はチームケモナーの三人に任せることにした。
サミエル「今回みたいなのは、なかなか良かったわ」
セリシア「そうやな~。このイベは個別な印象が強いしね」
ウータン「異議な~し」
ヨッシー「了解にゃ♪」
ミー「OK」
サミエル「そんな訳で、クリス君、また問題があったら知らせてね」
セリシア「私達はそろそろ、一度ログアウトしないとね」
クリス「姐さん達、助かりました」
サミエル「じゃ、またね~」
セリシア「おっ、先に~」
クランメンバー、それぞれ移動していく。
ウータン「おっ、お兄さん!?、まっ、また」
ヨッシー「またにゃ~♪」
ミー「おさき~」
元気印のチームケモナーも去っていた。嵐の後のような‥‥‥‥
☆☆☆☆☆☆☆☆
皆を見送った後、集落に一つだけある。相棒屋に寄る。
NPC店員「ようこそ、海辺の集落にある相棒屋へ」
相棒屋に顔を出すと。相棒図鑑に応じたプレゼントが、表示される。イベ中に使えるアイテムは、その場で、インベントリーに贈られるようだ。
NPC店員「新しい相棒屋を訪れた人に、粗品をプレゼントしてますのでどうぞ」
・『粗品・相棒クリスタル』×1
相棒クリスタルは、残り一つだったから嬉しいけど。運営の扱いが
雑な気がした。
クリス「一度、町に戻ってアイテムSHOPに行かないと」
海辺の集落で、クリスの扱いは格別であった。色々と話を聞いて回りたいが、まずはレベルの実を購入して、
白龍のレベルを上げてしまわないとね。
☆☆☆☆☆☆☆☆
〈相棒の町〉
『アイテムSHOP』
NPC店員「いらっしゃいませ~」
・『レベルの実』100
と出ていた。
携帯に課金されてるお金を確認する。
『17542P』
白龍のレベルMAXが50、今25だから、レベルの実が一つ5UP、
・『レベルの実』100×5
『購入しますか?』yes/NO
『yes』を押した。ちょっと手が震えたのは内緒だ。
インベントリーを開いて、
・『レベルの実』×5
を。タップした。
【レベルの実をどの相棒に使いますか?】
白龍:『幻』s
レベル25
HP24/24P
特殊特技
『咆哮3』
※まれに麻痺する
『光属性2』
※回復魔法が使える
攻撃特技
『噛み付き4』
必殺
『ホーリーブレス』
※効果は変化する
六ターン継続ダメージ+(火傷、猛毒、凍傷、裂傷)
を選んで
白龍:『幻』s
レベル25→50
HP24/24P
特殊特技
『咆哮3』
※まれに麻痺する
『光属性2』
※回復魔法が使える
攻撃特技
『噛み付き4』
必殺
『ホーリーブレス』
※効果は変化する
六ターン継続ダメージ+(火傷、猛毒、凍傷、裂傷)
【レベルの実を使うとレベルMAXになります。使いますか?】yes/NO
『yes』を押した。
巨大な魔方陣が、白龍の足元に浮かんだ。白い膨大な光が放たれた。