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クエスト海辺の集落を救え




 まず、ステータスを開いて、クランメンバーがログインしてるか確認する。


サミエル姐さん、セリシア姐さん供にログイン中だ。


クリス「姐さん達には、素直に教える方が無難だな」


 クリスは、称号が獲られたために、海辺の集落で、相棒クエスト

が強制された経緯を、細かく記入して、二人にメールを送った。


サミエル『乙~、さっきぶり、クリス君は、やっぱりクリスだったわね』


セリシア『チームケモナーの三人もちょうど、クランハウスに来たから、これからそっちに向かうわね』


クリス「二人の、僕に対するイメージが気になるな」


 



☆☆☆☆☆☆☆☆




 程無くして、うちのクランメンバーがやって来た。


サミエル「やっほ~、クリス君お待たせ」


セリシア「私達が来たからもう安心だよ~」


ウータン「お兄さ~ん、お兄さんのウータンが来たよ!」


ヨッシー「おっ、お兄さんのお膝の住人、ヨッシーが来たにゃ!」


ミー「ヨッシーも、恥ずかしいなら言わなきゃいいのに~」


ヨッシー「うっ、うるさいにゃ!?、お兄さんは譲らないにゃ」


ウータン「私も譲らないもんね~」


 二人はにらみ会う。


サミエル「あらあらモテモテねクリス君は」


セリシア「あらあら」


クリス「ダハハハハ」


 笑って誤魔化したクリスだった。






☆☆☆☆☆☆☆☆




 幼女なドワーフと幼女なエルフの二人、


見た目は幼女だが、リアルでは合法ロリババアな二人は、クリスの悩みを簡潔に解決してみせた。


余りにも簡単な方法でだ。


クリス「ぼっ。冒険者ギルドって、誘致出来るんだね」


まさに絶句である。


考えてみれば、至極簡単な話であった。今、相棒の島に、世界各国の船が、此島に集まっていたのだから、


冒険者ギルドを誘致出来れば、島全体を発展出来るのは確実だ。



『相棒の島クエスト、海辺の集落を復興させろ・クリア』


クエスト報酬


・『麒麟の卵』


どえらい報酬だった。


クリス「僕は白龍育ててるのでちょっとキツいかな」


ウータン「あっ、あたし達で育てたいです!」


ヨッシー「ウータンが、珍しく良いこと言ったにゃ?!」


ミー「ナイス~。ウータン」


 ミーだけは。普段と変わらず。ヨッシーのテンションが高い。


サミエル「まあ~いいんじゃない?」


セリシア「そうね。まさかこうなるとはね、クリス君の謎効果かしら?」


クリス「ええ~。なんですか、その怪しげな効果は」


サミエル「クリス君」


クリス「なっ。なんですかサミエル姐さん」


サミエル「何を今さら、公式でも話題になってたよ」


クリス「いやいやそんなバカな、有り得ないしょ」


セリシア「ふっふふふ。それが有り得るのよ」


クリス「いっ。意味が分かりませんよ~」


サミエル「諦めてクリス君」


セリシア「諦めろクリス」


 珍しく男前になった幼女なエルフ姐さんの命令に、ガックリと肩を落としていたクリスだった。





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