金曜日とイベント5日目
【06:00】
スマホのアラームが鳴り響く。
妹が怒鳴り混む前にアラームを止めた。
素早く着替えて、下に降りた。
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カツカツカツ、リビングに入る扉の前に来たら、大きな影がうろうろしていた。
ラブリン「‥‥‥‥わふ」
押さえた鳴き声を上げて、カツカツカツうろうろしていた。
栗栖「おはようラブリン」
ラブリン「わふ♪」
今日は金曜日、いつもランニングする日である。
栗栖「ラブリン、お散歩セット」
ラブリン「わふ♪」
30分ほどゆっくり走ると。ベタついた汗が気にならず、段々と体が解れてさっぱりしてくる。
ラブリンに水を与えつつ、自分もスポーツドリンクで水分補給する。
ラブリンのトイレを済ませてから。15分掛けてストレッチした。
7時に帰宅した僕は、汗を流しに浴室に向かう。
母さん「おはよう~栗栖、よく続くわね」
栗栖「おはよう母さん、あっそうだベッキーに言っといて、そろそろラブリン洗ってやれってね」
母さん「あっ、それなら今日やるって言ってたわよ」
栗栖「へえ~、珍しいじゃんか」
母さん「あらあら、そうかもね」
ベッキー「おはよう~、悪かったわね」
栗栖「まあ~怒るなよ」
ベッキー「ふ~んだ」
栗栖「仕方ないな~、ベッキー俺のパピコやるから機嫌治せよ」
ベッキー「ふっ、ふ~んだ」
我が妹ながら、食べ物の誘惑に揺れてるようだ。
栗栖「しょうがないな~、秘蔵のジャンボ〇の子の里をやろう」
ベッキー「しょ、しょうがないわね~♪」
そっぽを向きながら、小さくガッツポーズをとる妹。
我が妹ながら、残念さが酷すぎる気がする今日この頃。
母さん「あらあら良かったわねベッキー」
ベッキー「まあ~ね~♪」
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学校から帰宅した。
栗栖「アチい‥‥」
冷凍庫を開けたけど
栗栖「あっ、そうだった」
暑いさなか、楽しみにしてたパピコはもう‥‥‥
栗栖「くっ、麦茶でお茶を濁そう」
力なく呟いていた。
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エンドアースにログインしました。
クリス「昨日ボス戦の後、インベントリー見て無かったな」
ステータスを開いて、バトルの結果を見てみた。
『ギガントグソクムシを討伐しました』
討伐報酬
・『シークレット相棒の目撃情報』
・『進化の実』
クリス「なるほど‥‥‥」
『シークレット相棒の目撃情報』
をタップしてみた。