相棒ジム2
アリス・リリステ
(いや~。相棒ジムがこんなに使えそうだなんて、予想外ね。まあ~使用料が500ゴールド掛かるけど、ゴールドさえどうにかなればかなり有効よね~。まーるちゃんに知らせなきゃ)
早速メールしといた。まだログインしてないようだから、返信は無いようだけど。
(乙女さんにも一応メールしとくか)
アリス・リリステ「乙女さんって、よく分からない人なのよね~」
クリス「ん?、何が分からないことがありました?」
アリス・リリステ「ん、こっちの話よ」
クリス「そうなんですか」
アリス・リリステ(うわ~。何時もの癖で独り言呟いてたみたい、はず~い(////))
一応、取り繕ったが、羞恥に悶えていた。
乙女さんのことは忘れて、とりあえずクマさんの後を付いてく事にしていた。
クリス「僕も確認のためにジムに来たんですが、予想が当たってよかったです。相棒のスキルレベルも上がったし、僕はこれから噂のダンジョン行こうと思いますが、アリス・リリステさんはどうします?」
アリス・リリステ「‥‥‥行くわ」
☆☆☆☆☆☆☆☆
結局、集落に戻ることになった。
途中、砂浜で見掛けるノラ相棒とバトルして2連勝やったね!。
やっぱりさスキルレベルって大事だな~。
ゴールドも貯めないと、相棒ジムにも通えないから、ダンジョンで相棒レベルとゴールド稼ぎしつつ。
良さげな技を宝箱から見付けられれば、かなり美味しいかもな~、まあ~そんなに簡単な話じゃないだろうけどね。
(ロープウェーもそろそろ空いてるよね?、空いてるといいな~)
そうだといいな~とか思いながら、アリスさんを伺うと、嬉々として、ノラ相棒に強襲し、相棒が仲間にならないと落ち込む。
コロコロ表情が変わる可愛らしい女の子のように見えるのだが。
(何故かな?、嫌な視線を感じて振り返ると、その先にアリスさんがいるんだけどさ)
クリスは知るよしもない。腐の深淵はあらゆる場所に存在することを。
アリス・リリステ「‥‥‥‥‥‥ふひぃ」
☆☆☆☆☆☆☆☆
《高級リゾート村》
クリス「‥‥‥‥ん?」
アリス・リリステ「クマさんどうかしたの?」
クリス「ああ、マップの表示がね」
アリス・リリステ「へ?、あっ」
アリスもマップを確認したようだ。
朝までは集落だったのだが‥‥‥
いきなりロープウェーが出来たし。高級リゾート村に名前が変わっていたから。クリスも驚いたのだ。
クリス「こんなこと初めてだよね」
アリス・リリステ「そうね。イベント中に、名称が変わるのは初めて見たわ」
クリス「僕、板はあんまり使わないから、報告はお願いしても」
アリス・リリステ「良いわよそれぐらいはね」
成長を見せる所在地、ゲームならではだね。
サミエルさんにメールしとこう、