相棒の島イベント4日目
エンドアースにログインした。
今日辺りかな、アメリカでは第五陣となる。プレイヤー達が既にログインしてゲームを満喫しているはずだ。
「まあ~僕たちには直接、関係無さそうなんだけどね~」
今のところ国をサーバー毎に分けてアメリカと日本は別の大陸扱いしてる、この先はもしかしたら国単位じゃなくて、大陸単位に変わるかもとか、公式の板では盛んに騒がれてる。
(運営次第になるだろうがね~、そろそろ僕もまともな冒険を楽しみたいところだよ)
☆☆☆☆☆☆☆☆
元ぼろ小屋から出ると、プレイヤーだけでなく、沢山のNPCがいて、何やら水着姿の女性、少女が相棒抱えてロープウェイに‥‥‥‥
「うえっ。ロープウェイ!?」
何時のまにか、鉄塔が対岸の島にまで延びていて、灯台までロープウェイで行けるようになっていた。
「いやいや、いきなりロープウェイが作られてるとか‥‥‥」
意味が分からないんですけど!。
ほんの三日前までは、集落後に、25のぼろ小屋があるだけで何もなかった、特徴と言えば崖上にある村なので、入り江にも行ける位で‥‥‥、
集落の端に、灯台ぽいもがあるだけだった‥‥‥、
プレイヤーA「入り江に、相棒ダンジョンがあるだとさ」
プレイヤーB「マジかよ~」
プレイヤーC「しかも美味しいことに、インスタントダンジョンらしいぜ」
プレイヤーA「マジかよ!?、インスタントだと写メは取れないが、相棒のレベル上げがしやすいな、あと宝箱が期待できるからな」
プレイヤーB「だなだな、行くだろ?」
「「もちろん」」
プレイヤー達が、こぞってロープウェイに乗ってくのは。入り江にある相棒ダンジョンに向かうためだったようだ。
「‥‥‥‥なんだろ、何だか負けた気分になるのは」
膝から崩れ落ちそうになるくらい、かなりショッキングな出来事だった。
☆☆☆☆☆☆☆☆
込み合うロープウェイを避けて、相棒の街に向かうことにしたクリスは。
「相棒ジムに行ってみるかな」
『相棒ジム』
※相棒をジムに通わせると、技のレベルが上がるよ
このイベントはただ相棒を連れて、バトルするだけでは意味が無いことを、何となくクリスは理解していた。
今回の相棒の島のイベントには、運営側が、知らせてない施設が沢山隠れていた。
それを考えると、運営はその施設を使い相棒を育てろと言ってる気がしたのだ。
ただレベルを上げたり、進化させたり、仲間にするだけでなく、そうした施設を使うことの気付きが、
(イベント攻略に必要な技のレベル上げが必要なのかもね。)
ノラカモメ:『空』
レベル17
HP6/6P
「おっ、砂浜にカモメがいたな」
更に街の近くにあった岩場には、
船なムウシ~:『混沌』
レベル21
HP12/12P
とか、特殊攻撃が厄介な相棒がいて驚いた。
新たに図鑑を埋めつつ、相棒の街に到着した。