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クランハウス指定



新しく白蜥蜴が仲間になった。虎柄子猫と同じく左肩に乗っていた。


なんだろね相棒って、


暫く崖を探っていると。やや風化してるが、上に上がれる石段を見付けた。


階段を登ると、ようやく集落に到着した。


早速、マップに表示されてる小屋に入る。


『クランハウス指定しますか?』


するとうきなりログが流れた。


※クランハウス指定とは。クランマスターがイベント中に拠点を手に入れた時に指定出来ます。これにより転移の門が使えるようになります


「‥‥‥‥あっ、悪くないな」


転移の門が設置できたら‥‥‥‥、プライベートエリア経由で、城塞都市にも戻れるし、僕のような商人プレイすることになったプレイヤーには、ギルドに赴くのが必要であった。


『クランマスターがクランハウスを指定しました。クリスタル商会はクランハウスを手に入れた』


「よし、後で驚くだろうからメールしとくか」




☆☆☆☆☆☆☆☆






『19:26』


左下に、表示されてるのは、リアルの時間である。


一度ログアウトして、夕飯とお風呂を済ませてからログインしたクリスは、タブレットを見るとボイスチャットの部屋が、開いてるのを見た。


どうやらクランメンバーは、クリスがクランハウスを指定したことで、新しい相棒連れて、プライベートエリアで遊んでるとのこと。


サミエル『クリス君グッジョブ!、課金は任せて』


セリシア『うほっ!。ナイスクリス君』


上機嫌な幼女な見た目の二人からのメールである。


二人の様子が伺い知れた。


さて他のケモナー三人は、何を言いたいのかさっぱり分からないままだが。機嫌が良かったとだけ記する。


「イベント中だけど、交易の結果を見とかないとね」


 クリスも転移の門を使って、プライベートエリアに転移してから、城塞都市ガレンのクランハウスに戻った。


NPC執事「失礼いたします。クリス様」


NPC執事によると。クラン依頼が更新されてるので。確認をと言われた。


「どんなクエストがあるか、週末にでも見ておこうかな」


まあ~今はイベント中だから。イベント優先にと考えて、慌ただしく、商人ギルドに向かった。


NPC受付嬢「ようこそ商人ギルドへ、クリス様、お待ちしておりました」


恭しく一礼してのお出迎え、表面だけだけどね。


メニューを開いて、交易の結果を確認すれば、+210万ゴールドの収益を確認していた。


でも借金と税金が引かれたのを見て、思わずため息を吐いていた。


「先は長そうだ‥‥‥、さてイベント中にもう一回は、結果を確認しに来ないとな~」


交易品を選び、画面を確定させる、


ただ次回の交易が終わったら‥‥‥、船のメンテナンスも予定に入れないとね。


「はあ~。これで今回の儲けは消えたな」


しみじみ思いながら。商人ギルドを後にして、クランハウスに戻った。



そこからプライベートエリア経由して、相棒の島にあるクランハウスの小屋に戻ってから、その日はログアウトした。





━━━━━━━━





 翌朝、昨日帰りにマック食べて帰ったので。朝早く起きた僕は、


「わふ」


ラブリンの散歩がてらに、15分ほど軽くランニングしながら市内を回った。


「‥‥‥はっ、はっ‥‥‥はあ~」


国道前の交差点から河川に向かって20分ほど歩いて有酸素運動からの、疲労回復を図る。


「水風呂入って、さっぱりしよう」


体を洗い、スッキリした栗栖は、学校に向かった。






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