イベント相棒の島・2日目
7月13日
後、半月もせずに夏休みになるのだけどさ~
月曜はだるい。ただ思ったほど暑くはならなかったのが嬉しい。
高田「なあ~方城、帰り良かったらマック行かね?」
残念なことに、今年の夏の甲子園・予選、我が校は二回戦敗退だった、まあ~安定の結果である。
高屋敷学園は、演劇、合唱、奏楽が有名だが、運動部は微妙なレベルであるので、これは仕方ない結果なのだろうな‥‥‥。
栗栖「うん、いいよ~」
秋好友美「ちょっと~、私もお腹すいてるから~、連れてきなさいよ!」
赤倉翼「いいね~、おれっちも小腹空いたから付き合うぜ!」
田所「いいな~、部活なけりゃ、俺らも付き合ったんだがな~、またな方城」
牧島「またね栗栖」
二人に手を振りながら見送る。
高田「お前ら。バスケの時から、なんか、仲良くなったよな~」
栗栖「まあ~ね~、何となく馬があったって、感じかな~」
高田「んなもんか?」
栗栖「んなもんだよ~。眞壁とか、新城とかとも、何となくだしね」
高田「なるほどな~」
クラスの友達との帰りの買い食い、ちょっとだけ楽しい気持ちになるのはなんでだろうね
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エンドアースにログインした。
マックに寄ったので、夕飯は軽くですませた。明日は走らないとな‥‥‥、
何時もなら宝石獣の出迎えがあるのだが、このイベント、まだ宿とかを見付けてなかったせいか、ログインすると相棒の島にある。
相棒の街中に突然現れるようで、住民、プレイヤーをちょっと驚かせていた。
「うん、まあ~取り合えず。ステータス開いて、皆がいるか確認だな」
はてさて、皆は‥‥‥
「あらら、まだログインしてないようだ‥‥‥。あっ、メールが来てたね」
タップして内容を開いた。
サミエル『今日は~わるいんだけど、フリーってことにしてね』
セリシア『ごめんね~、ゆうべは久々だったから、楽しくて徹夜しちゃったのよ~』
あっ、はい、そうでしたか、
「なら仕方ないか~」
二人からののメールに目を通しながら。
二通目にある謝罪に、その手が止まっていた。
「いやいやマジですか‥‥‥、姐さん達‥‥‥‥」
確かめるのは簡単だ。タブレットを手にして、図鑑をタップしていた。
『相棒図鑑』
ノーマル相棒『103/200』
レア相棒×99
『43/99』
SR相棒×20
『幻』
『1/20』
「いやいやいや、いつの間に‥‥‥」
『ノーマル相棒が、100体埋まりました。課金チケット300ゲット!、景品はイベント終了後になります』
『レア相棒が33体埋まりました。課金チケット500ゲット、景品はイベント終了後になります』
「いやいやいや姐さん達、頑張りすぎでしょ‥‥‥」
インフォメーションが鳴り響くなか、クリスは苦笑していた。
それはそうと、『幻』属性が一つ埋まっていたよ。
乙女の守護者ユニコーン:『幻』
レベル50
HP24/24P
特殊特技
『聖なる領域』
※六ターン継続ダメージ、『闇』属性クリティカル、『光』属性ダメージ無効
『癒しの息吹き』
※あらゆる異常常態回復、二ターン後に発動
『強回復』
※三ターン後に、体力の半分回復する
☆必殺☆
『聖騎士の槍』
※ヒット確率80%、ダメージ5~12を与える。
「つよ!?、強すぎるでしょ」
しかもサミエル姐さん、そのSRを仲間にしてたみたいだし。
「そりゃ、ついつい頑張ちゃうかな」
ちょっと姐さん達の徹夜に納得である。