フィールドバトル
クリス「そろそろ相棒に餌を与えとこうか」
サミエル「そうね。ちょうど相棒フードが手に入った事だしね」
セリシア姐さんが、雑貨屋で、6つのお皿を購入して戻ってきた。
クリス「あっ、ありがとうセリシア姐さん」
セリシア「いいえ~、早速あげてみましょう」
ウータン「はあ~い」
皆、お皿を受け取り自分の相棒に、相棒フードを与えると。お腹が空いてたのか、嬉しそうに食べ始めた
ミー「みんなお腹が空いてたのね~」
ヨッシー「うわぁ~、ヒヨコも可愛いけど、子猫の可愛さやばげ~」
時折、ヨッシーはロールを忘れるようだね。こればかりは僕も人のこと言えないかな
(最初は拙者とかやるつもりだったんだけどな~、俺のみたいな‥‥‥はあ~)
色々と複雑な心境のクリスだった。
☆☆☆☆☆☆☆☆
相棒の街を一歩外に出ると。草原のフィールドになった。
草原は『獣』属性がメインで、『空』属性の相棒も出るようだ。
ウータン「あっ、何か出てきますよ!」
芦の長い草影から、ピョンと大きな目が特徴的な、ピンクの兎が現れた。
ヨッシー「うわ、うわぁ~可愛いにゃ~♪」
ミー「ピンクの兎って始めてみた~」
サミエル「さっそくフィールドバトルの機会ねだれからやってみる?」
ウータン「わぁ、私やりたい!」
ムフ~っ、鼻息荒く、手に力が入っていた。あっ、あの顔、兎をゲットしたいのがまるわかりである。
皆の判定は、仕方ないって感じだ。
クリス「良いよね?」
揃って頷いていた。みんな同じ気持ちらしい。
ウータン「君に決めた!、一度言ってみたかったんだよね」
相棒の腕輪Gに付いてるクリスタルは一つ、ピンクのヒヨコが、召喚された。
ピンクヒヨコ「ピピヨピヨ!」
ピンクヒヨコ:『空』
レベル1
HP6/6P
特殊特技
『鳴く1』
※稀に昏倒する
攻撃特技
『羽ばたき』
『ツツク』
クリスは、『鑑定の魔眼』を使って、ウータンのピンクヒヨコを鑑定していた。
ついでとピンクの兎も鑑定してみた。
ノラピンクの兎:『獣』
レベル2
HP6/6P
特殊特技
『耳をかく』
※稀に魅了される
攻撃特技
『ジャンプ』
『体当たり』
クリス「なるほど‥‥」
鑑定の結果をメールしていた。
ウータン「わぁ、お兄さんありがとう!」
『フィールドバトルスタート』
基本、相棒バトルは
、1VS1のバトルのようだ。
ノラ相棒は、相棒の決まったプレイヤーに嫉妬していて、連れてる相棒に対して、『攻撃してくる』『様子を見る』『逃げる』の三つ選択して、選んで行動するようだ。
今回のノラピンクの兎は『様子を見る』だろうな、
まずは、対戦相手が決まるとフィールドバトルが開始されるのだが、そのフィールド場で開始となる。
ウータン「ダイススタート!」
ダイスはフィールド上空、二つのダイスが空中に浮いていた。ウータンの掛け声と共にダイスが転がり、まず先行後攻が決まる。
続いて二個目のダイスが転がっていき、相棒の行動判定が表示されるのである。
主に相棒バトルの行動は、三種類である、『攻撃』『防御』『必殺技』である。
普通は攻撃か、防御かが決まったら、最初のターン。
結果は、
『ピンクヒヨコ先行・防御
ノラピンクの兎後攻・攻撃Miss』
との表示だ。
実際のところでは、
こんな感じで、内部では結果が決められてたりする。
ダイスが振られると。一ターン目の行動が決まる。攻撃・防御かだ。
二つ目のダイスが転がり回る。
先行・防御のピンクヒヨコに対して、後攻・攻撃ノラピンクの兎は攻撃、ここでもダイスが転がり二択の結果が出される、ヒットかMissかである。
ダイスはヒット、ここで四択ダイスが転がり、結果は、ノーマルヒットした。
しかし先行・防御であった。
この場合は、防御技を持ってないと。通常防御は+1されるので。
ダメージ判定は、ヒット1Pしても、結果は相殺されて±0となるので、Miss表示される。
さてもしもヒットした場合にも、攻撃のパターンダイスは四つあって、
・『通常攻撃のヒット1P』
・『クリティカル2P』
・『必殺技5P』
・『Miss0P』となっている。
さてここで最初に、相棒が持っている技を使うと決めたときは、ダイスが三つ
に増える。
相棒の技、最大技数は6つである、必殺技は、相棒一体に対して、一つまでとなっていた。
ただし相棒レベル10にならないと覚えないが、固有の必殺技を覚える。
相棒はレベル10毎に技を覚えたり出来るようになるのだが、ノーマル相棒のレベルMAX20のため、進化できない相棒は、それ以上の成長はないシビアな世界であった。
果たして、相棒バトルの結果は‥‥‥‥
『ウータンはノラピンクの兎を倒した。ピンクの兎は、起き上がり、そそくさと逃げていった』
ウータン「うさちゃんかんば~っく」
悲しげな叫び声が聞こえたかもしれない。