『相棒屋』2
『相棒屋』
街の大通りに面した一角。確かに冒険者ギルドのような建物があった。
看板には7属性が描かれていた。
基本の『空』『獣』『海』
レアレア『混沌』『闇』『聖』
スパーレア『幻』
の7属性
相棒店主「いらっしゃい‥‥‥ん?、お前さん相棒の腕輪をしてるな、初めて見るが島の外から来たのかい?」
クリス「ええランバルト王国から来ました」
相棒店主「おお~そうかい、ならこれを渡そう」
『クリスは相棒の腕輪G、相棒図鑑、相棒クリスタル×4を手に入れた』
相棒店主「この島ではな、この島固有の相棒が沢山生息しとるんだよ、さて最初の相棒を選びなさい」
『三体の相棒がじっと見ているよ』
『空』
・『ヒヨコ』
『獣』
・『子猫』
『海』
・『潮招き』
クリス「これが相棒?、なんだか普通の生き物のような‥‥‥」
ミー「あっ、お兄さん!。ウータンの写メ思い出してくださいよ。あれかなりデフォルメされてましたよね」
クリス「まあ~確かに。ノーマルだからかな?、手を抜きすぎな気がするけど」
ミー「あっ、私は『子猫』にしてみますね」
クリス「姉さんたち『潮招き』だったし僕も『子猫』にするかな」
『色を決めましょう』
・虎柄
・黒渕
・三毛猫
ミー「私は三毛猫で」
クリス「僕は、虎柄かな」
虎柄子猫「にゃごにゃごにゃ」
三毛子猫「にゃ~にゃ~ん」
クリス「おや鳴き声が違うね」
相棒店主「さて早速だが、相棒クリスタルをそれぞれの相棒に投げてごらん」
ミー「分かりました~、いっきま~す、えい」
ミーは下手投げで三毛子猫にクリスタルが当たると。三毛子猫を中心に魔方陣が形成され。ゆっくり明滅を繰り返したが、白く発光した。
相棒店主「今のがきちんとクリスタルに入ったと言う証拠だ。黒い煙が出ると失敗だから忘れるなよ。失敗すると相棒は逃げてくからな」
クリス「次は僕かな」
相棒クリスタルを虎柄子猫に向かって投げた。
クリスタルが当たると魔方陣が形成され。明滅を繰り返したら、青白い光が放たれた。
相棒店主「おっ、今のは相棒とお前さんの相性が良い証拠だな、必ず相棒クリスタルに封じられてくれるよ」
クリス・ミー「「へえ~」」
相棒クリスタルの結果は三つあるようだ。
相棒店主「んじゃ、相棒クリスタルは相棒の腕輪Gに付けとけ。最大6体までは、同時に連れて歩けるぜ」
ミーは早速腕輪にクリスタルを付けてから。
ミー「おいで~」
腕輪に呼び掛けると。ミーの側で魔方陣が形成されて、魔方陣の中から三毛子猫が現れた。
ミー「今度の相棒召喚楽ですね♪」
クリス「そうだな」
相棒店主「無事に召喚まで出来たようだな、それじゃ相棒図鑑に付いてるカメラ機能を使って、相棒を写してごらんよ、それから図鑑登録申請に相棒研究所にメールで送ること」
言われるまま、タブレットタイプの相棒図鑑を手にして、画面にタップすると項目が幾つかあった。
『相棒図鑑』
機能
・『名前登録』
・『写メ機能』
・『友達登録』
・『クランチャット6』
・『相棒研究所』