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続・面倒な手続き



牧場長「おっ、神獣をゲットしたのかおめでとうさん」


「あっ、戻った」


牧場長「神獣は獣魔ギルドで登録しとくといいぜ。見たところまだ幼生体のようだし。育てかたとか教えてくれるぜ」


「あっ、了解です」


「馬と馬車の登録は商人ギルドと行政に行けよ、じゃないと捕まるからな」


「‥‥‥‥‥‥あっ、はい」


他に言い様はないよね。





☆☆☆☆☆☆☆☆




《商人ギルド》



受付嬢「ようこそギルドへ、クリス様今日はどのようなご用ですか?」


・馬と馬車登録


の一択だった。


受付嬢「承りました」


馬9頭をクリスタル商会所有したことを行政に提出する書類である。


勿論生き物なので税金は掛からないが、商会所有物となるので盗難とか起きたときに、自分の馬だと証明する為である。


受付嬢「はい確かに、9頭として45000ゴールドの登録料と、保険料1頭10万ゴールドで90万ゴールドを徴収しますね」


「あっはい」


他に言い様は無かった。


受付嬢「此方の書類は、商人ギルドからで、登録料と保険料が徴収されたと言う証明書になるので、今度は行政に行って提出下さい。三日以内に提出してない場合は、この証明書は無効になるのでご注意下さい」


「あっ、はい」


他に言い様は無いよね。段々と顔がひきつるような気がした。


行政があるのは海辺の町ランガからで、城塞都市にも勿論あった。



てなわけで、行政のあるお城に向かうことになった‥‥‥‥‥







☆☆☆☆☆☆☆☆





 僕のクランは北に屋敷があるので、城のある北側に行くのは簡単だ。


門兵「止まれ平民、何用で参ったのだ」


「はい、僕はクリスタル商会長のクリスと申します。本日馬と馬車を所有しまして」


門兵「そうであったか、これを腕に着けて。ここから右手に見えるのが行政である」


「ありがとうございました」


門兵の指した右手にある古い建物があった。よく言えば趣のあるとか言えるんだけどね。


はっきり言ってぼろっちい。


受付「ようこそ行政窓口に、どのような用件ですかな」


(うわ、目が怖すぎる。なんだろ爬虫類のような目とか言うやつだな)


「馬と馬車を所有しまして。此方が登録料と保険料を払った書類になります」


受付「うむ確かに、馬9頭に馬車を三台か。なかなか優良な商会であるな」


「はっ、はあ~」


受付「うむ税金の支払いも良いな。この調子で頼むぞ」


すーっと眼の瞳孔が開いて。じーっと僕を見ていた。


嫌な汗が出そうなほど怖いよ~


何この人たち。どうも父さんが勤めてる市役所と比べても怖すぎるよ!。


受付「おや、貴方、王都に店を出す許しを得てますね」


「あっ、はい」


ニヤリ、冷酷な殺し屋のような。温度差を感じない笑みに、顔がひきつる。


受付「城塞都市でもお店が持てる許可証を発行しときますね50万ゴールドです」


これ‥‥‥、嫌とか言わせない仕組みですか?。そうですか‥‥‥‥‥‥




気が付いたら。残金70万ゴールドとか、絶対僕だけ違うゲームしつる気がするよ。





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