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イベントPV



エンドアースにログインしたら。


運営からお知らせを開くようにと。メールが届いていた。


(なんか何時もと違うな‥‥‥‥‥)


他に、選択肢は無さそうなので、メールをタップした。






☆☆☆☆☆☆☆☆






 ある日のこと‥‥‥‥



海辺の町ランガの沖合いに、大きな島が現れた。


ランガの領主は、配下の海軍と冒険者に依頼して、島の調査を命じた。




それから一月後‥‥‥





ようやく海軍と冒険者達が戻ってきた。


海軍大佐「子爵様、戻りました」


子爵「うむ、ご苦労、して、例の島はどのような場所であった?」


海軍大佐「ハッ、」



海軍大佐の説明



我々探索隊が7日程の航海で、件の島に到着すると。


既に他国の船も、島に唯一ある街に。曳航されておりました。


海上都市アースベルトやシーフォーリア公国、それどころか遠方にあるあの聖国から、大司祭が一団を率いておりました。


子爵「なんと‥‥‥‥」


しかし、我々が一堂に会しても、その島では、争うことはありません。


子爵「‥‥‥それは、なぜじゃ?」


はい、普通は既存の利権を求めるので、争いが起こっても可笑しくありませんが。


その島では、人間同士で争うことが出来なかったのです。



『相棒の島』




PVが流れ始めた。



そこは、様々な相棒が暮らす島である。




人間と相棒が共存する島では、人間同士が争うことは出来ない特殊なフィールドの中に。島はあるため、争いが起こることは不可能であった。




また島に唯一ある相棒の町では、不思議な伝統があると説明した。


子爵「話が見えて来ぬのだが‥‥‥‥」


海軍大佐「ひとまず街の話をお訊き下さい」


子爵「‥‥‥‥‥‥」


その街に住まう者は、10歳になると相棒研究所に出向き、最初の相棒と契約の腕輪、携帯タブレット型図鑑が与えられます。


また少年達は、最初の相棒との旅に出るのでして。


島にいる沢山の相棒とバトルしたり、育成したり、図鑑を埋めてく。

と‥‥‥‥


街の中や、島のにある四つの集落にある相棒屋で、クリスタルが貰えます。


そのクリスタルとは、契約のクリスタルと呼ばれていて。腕輪に最大12個まで付けられ、一度の相棒バトルで、契約相棒を6体まで出せるようになるそうです。


子爵「‥‥‥‥相棒とは、たまに異界の民や冒険者が連れておるな」


海軍大佐「ハッ、さようです」


子爵「確か相棒とは、戦闘で補助をしてくれるモンスターとは異なる生き物であるよな?」


海軍大佐「ハッ、学者の中では。あれを飼い慣らせばかなり有用である可能性があると申してましたが。残念ながら我々は無理でした。相棒を連れてる者が、冒険者しかいなかったので、ただ冒険者が言うには、街の相棒屋でも、冒険者は相棒の腕輪とタブレットが貰えるそうでして」


子爵「‥‥‥まさか」


大佐一つ頷いた。


さらに相棒屋で聞いたのが、


図鑑を埋めてくと。


様々な特典と財宝が貰えると。



ノラ相棒を図鑑に埋めるには三つの方法がある。


①相棒に知られずにこっそり写真を撮る


②相棒と交渉して。写真を撮らせてもらう。


③相棒にバトルを挑み勝利して写真を撮る。


どの場合も携帯タブレットから、相棒研究所にメールして。図鑑に登録したのを確認してもらうと。


タブレットの相棒登録が完了する。


施設一覧


・『相棒研究所』



※相棒モンスターを研究する機関


・『相棒屋』


※冒険者ならば相棒の腕輪、タブレット型図鑑が貰える。図鑑が10埋まるごとに契約クリスタルが貰える。相棒の腕輪は最大12体までもって歩けるが。一度のバトルには最大6体までしか出せない。


相棒の能力によって、バトルの結果が変わってくるよ。


相棒のレベルを上げて進化させよう!?


・『アイテムショップ』


・『相棒病院』


※ダメージを受けすぎた相棒はリアル時間で6時間以上動けなくなることがあります。クリスタルの色には注意を。



※フォトコンテスト開催


イベント期間中相棒のベストフォトを撮って、相棒図鑑から送ろう


ベストフォト10に入ると豪華な賞品をプレゼントするよ。



またイベント期間中は、プレーヤーNPC冒険者は、島にいる限り、相棒モンスターに攻撃することも、されることも出来なくなります。


ただ相棒だけが、相棒の島の中で。相棒モンスターを攻撃したり、野良相棒とバトルして、仲間にしたり、広大なフィールドを楽しもう。


またフォトを撮って、相棒図鑑のコンプリートを目指そう、


ノーマル相棒×200


レア相棒×99


SR相棒×20


シークレット×12


「これ、この間のイベント告知の細かいお知らせかな?」


ここの運営は、変な所に力が入ってるよね。


クリスは、半分諦めのため息を吐いていた。


エンドアースの世界で目を覚ました。






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