見た目は幼女、中身はおばちゃん
サミエル「クランハウスはこれで良いわね」
セリシア「そうね。プライベートエリアは、ボチボチ決めてきましょ」
受付嬢「以上で宜しいですか?」
『クランハウス』
・『屋敷・中』
・『鍛冶部屋』
・『錬金部屋』
・『プライベートエリアの門』
・NPC(執事・メイド長・メイド×5・クラン受付嬢)
・『マスタールーム』
・『食堂』
・『天然温泉・大浴場セット』
・『高級家財道具セットA』
クリス「おふっ………」
課金の金額を見て、思わず吹いていた。
セリシア「まあ~こんなもんかしらね~。こっちは出しとくから、プライベートエリア頼める?」
サミエル「ふふ~ん、任せなさい」
クリス「いやいや使いすぎじゃないですか?」
サミエル「そうかな?」
セリシア「ちょとした下着なんか買えば、このくらいは使うわよ?」
サミエル「ねえ~」
クリス「あっ、そうなんですね」
あまり深くは聞けない。何せ僕や父さんの下着なんて。二枚1000位ですよ?。
諭吉さん数枚も掛かる下着とか………
(そう言えば、セレナ姉さんと買い物行くと、諭吉さん乱舞してたな………)
諭吉さん位は、二人には許容範囲なのか……
(恐ろしい……、幼女とは化け物か……)
白目になりそうなクリスを他所に。今度は、サミエルさんが、プライベートエリアの設定をしていった。
サミエル「此方にも鍛冶部屋と錬金部屋を用意しとくわね」
セリシア「それは基本ね。お風呂とプール後は、バーと釣り堀かしら?」
サミエル「採掘所と薬草畑もあるけど買うわね」
セリシア「ああっ、いいわね!」
僕はもう。ただの置物と化していた。
こう言うとき男は、無力なのかもしれないな………
よくデパートで見かける男の人のように、無になることに勤めた。
(考えたら、よく無になることが多そうだよ)
何せ。クリス以外のクランメンバーが、女の子しかいないのだから、
(考えたらこのクラン。幼女とケモミミ少女しかいないよ………)
クリスの苦行は、夕飯直前まで続いたのであった。
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クランハウスも決まったので、一旦ログアウトした。
「いや~、精神的に疲れたな…………」
男だからか?。買い物には向かない性格だったらしい。
体育祭の練習よりもきつかったのは言うまでも無かった。
明後日が体育祭だ。
(日曜が無くなるがね)
「寝ようか………」
疲れたし、ただ疲れたからさ。
早めにベットに入ったクリスは、秒で寝息をかきはじめていた。
この物語で、
一人称を俺をと僕がを使ってます。
思春期にままある俺がをテンション上がった時や、困惑時に、
僕を平常時にと設定です。けどごっちゃになることもあります。気になったら申し訳ない