ウータンの提案
ウータン「あっ、あの、私。考えたんです!」
意を決した顔で、ウータンからある提案をされた。
ウータン「そのお二人の時間を待ってよりも、別々に進んどいて、クランハウスだけ用意したらどうでしょうか」
あっ、なるほど、別に姐さん達を待つ必要も無かったな。
右上にある時間を見た。
クリス「三人はまだ時間あるかな?」
「「「大丈夫です?!」」」
そう決まったら。チームケモナーと久し振りにクエストに出ることになった。
☆☆☆☆☆☆☆☆
『ランスカブト』
昆虫:レベル15
スキル【チャージ】
ドロップ
・固い外皮
『突撃バット』
昆虫:レベル13
スキル【体当たり】
ドロップ
・昆虫肉
『サンドラビット』
砂兎:レベル9
スキル【目潰し】
ドロップ
・砂兎の毛皮
・肉
『砂狼』
砂狼:レベル12
スキル【集団】
ドロップ
・砂狼の毛皮
海辺の町ランガから離れてくと。街道が、砂地になってきた。
ワールドマップを広げてみる。
クリス『この辺りは砂丘になってるんだね』
ピンポイントに、城塞都市の街道沿いだけ、砂漠化していた。
ミィー『なんだか突然ですね(笑)』
ヨッシー『そうだにゃ~、歩き難いにゃ~』
ウータン『私は大丈夫だけどな』
ミィー『私も平気そう』
クリス『僕は歩き難いかな、これ種族特性が出てるのかもしれないね』
ウータンは兎、砂地でもわりと大丈夫
ミィーは獅子だから、強靭な足腰をもった種族だからって感じだろう、
ミィー『あっなるほどですね~』
ヨッシー『なれてくしかないにゃ~』
嫌そうなヨッシーの発言に、皆楽しそうにワイワイとチャット楽しみながら、四人は街道を進む。
クリス『あっ、そろそろフィールドボスが出る辺りだね』
城塞都市ガレンに行くには、フィールドボス
『大砂虫』
砂虫:レベル18
スキル
【蟻地獄】
【砂嵐】
【糸吐き】
【暴走】
少しだけ手強そうだった。
クリス「タンクの真似事は任せといて」
ウータン「お兄さんの補助に入ります」
ヨッシー「支援・攻撃魔法は任せてにゃ~」
ミィー「回復がんばります」
僕は、魔鉱のバスターソードに属性石を三つ入れておく。鑑定で見る限り苦手属性は無いようだ。
念のための準備として、
相棒召喚を使った。何時ものゴーレムドラゴンノアと。人魚の人形プリン
「ゴアゴア」
「ピチピチ」
「ミズリー。全員に防御魔法」
「うにゃ~ん『☆風翼の盾
』」
宝石獣を見たチームケモナーの三人の目は、驚きに目を見張っていた。