表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
246/1032

NPC冒険者にも色々いるようです



『墓場のダンジョン』



 クランの馬車でダンジョンまで到着した。


今回は、イベントダンジョン初めてのサミエル姐さん、セリシア姐さんの二人に合わせて、一階からの探索であった。


ダーリフ「我々の後に続いて下さいますように」


ダーリフを先頭に、5人が、クリス達を囲む陣形をとっていた。


サミエル「ねっ、ねえクリス君、もしかしてNPC冒険者って」


クリス「あっはい、勝手にモンスター倒してくれますよ。僕らにはBPだけ加算されてきますから、そこだけは安心してくださいね」


セリシア「ああ~、楽ちゃ、楽だわ、ねぇ~サミエル。クリス君悪いわね~、何だかクランマスターから接待プレー、受けてるようだわ~」


クリス「いえいえ、姐さん達には、何時もお世話になってますから、此くらいはクランマスターとしてはね」


生真面目な顔の熊の獣人姿でありながら、好青年な口調、ちょっと不器用にウィンクなんかして見せた。


セリシア「プッ、ちょっと~。似合わないよクリス君~♪、でも………、ありがとうね」


サミエル「………ありがとうね」


クリス「は~い♪」


楽しげに笑いあう三人を、NPC冒険者達は、微笑ましそうに優しい顔をしていた。三人は気付かないようだったが………、



『N・ダーリフ・フォン・ラードナ


冒険者ランクB


人間:46


レベル63


職業:上級【聖騎士】

【騎士】【僧侶】


称号:【要塞フォレスト



◆社外NPCプレイヤー


青木孝信あおきたかのぶ23


会社が用意した。NPCプレイヤー専用VR器に横になりながら、つい笑みを深めていた。


(こんかいのプレイヤーは当たりだな。幼女のコスプレイヤー二人には、色々と思ったけどさ、クランマスターはいいやつぽいしな)


ちょっとだけ、頑張ろうかと、効率よくアンデットを狩ることにした。


それにより三人は、短時間で、600BPを稼ぐことが出来た。


クリス


BP844→1444


と、冒険者ギルドに行った時に戻した。



『墓場のダンジョン5F』


三人で、中ボスを倒したら、

   

『N・ダーリフ・フォン・ラードナ


冒険者ランクB


人間:46


レベル63


職業:上級【聖騎士】

【騎士】【僧侶】


称号:【要塞フォレスト


と、そのパーティが、出口で待っていた。この辺りは星の女神達とは違うようだ。彼女達は、終わるまで待っててくれたから。


ついそう言うもんだと、思っていた。


NPC冒険者にも個性は、あるようなのは驚きだった。






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ