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試験結果とイベント最終日



「……………」


ホームルームの時間、何時もなら多少なり騒がしいが、


今日は違った。初めての試験結果が出たからだ。


タブレットを動かして、メールで結果が送られてきた。


『方城栗栖』


□一学年


《79位/298人中》


前期は、なんとか上の下辺りの成績だった。


僕一学年300名弱の10クラス、個人評価はC+

辺りかな、


学年総合だとB-は行くかも、全国模試をしたら、うちの学校レベルで、このまま三年生まで、成績をキープできたとしたら…………。



ギリギリ5000以内に入れるかもしれない。


そんなレベルである。


親としたらD-をとらなきゃ、喜んでくれると言えば分かるだろうか?、


この学校での成績評価は、


A+が最高で、F-が退学基準、


A~C-までが上位。


最悪でも、D+でも卒業出来る。


一応と付くがD-で、卒業出来る学生はいる、


ただスポーツ関連の特待生のみである。


EFは一年後に転校させられるか、進級試験を受けて、最低基準をクリアすれば三年生までは在学出来る。


しかし卒業は出来ず。中途退学して、進学する先輩も多いとの話だ。


だからこの学園で、D+でも喜んでもらえる親御さんが、多いくらいだね。僕としては卒業するためにも今の成績をキープ出来るよう地道に頑張るしかな無いかな。


「各自そのまま聞け。再来週には、夏休み前の体育際がある。さて練習も始めるからな、それが終われば夏休みだからと言って、無駄に騒ぐなよ」


 担任の睦宮南都子先生が、何時ものごとく鋭い一言、分かっていてもきつく感じるのは、ある意味、何時もの事である。


「それから保育所でバイトした生徒達に知らせる。子供達と親御さんの要望で、夏休みに一泊二日。お泊まり会をやることになった。バイト希望者はタブレットでメールしとくように」


 へ~お泊まり会か、皆のお世話で大変そうだが、伯父さん母さんのバイトが重ならなければ、ちょと興味があるな。


ホームルームが終わり、体育際の役員が、ややげんなりしながら準備のクラス分けの話し合いに出掛けた。


僕は、明日テストの振替休日だし、最後のイベント楽しもうか!。


足早に教室を後にした。




━━━━━━━━





 イベント終了、エンドアース時間、三日前。


リアル時間最終日。



 この部屋も、すっかり見慣れたな

、ノックの音がした。



入室許可をだすと。NPCメイドが入室してきて一礼する。


「クリス様、お嬢様方がお待ちです」


 おやサミエル姐さん、セリシア姐さんと会うのも久しぶりだ。





 NPCメイドに案内されて、一階のリビングにはいった。





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