表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
235/1032

Bランク冒険者の独白



『N・ナサリア』


冒険者ランクB


兎の獣人:22


レベル66


職業:【スナイパー7】



私の名前はナサリア。パーティ、星の女神のリーダーをしている。


私達は一流の仲間入りするBランク冒険者だ。自慢ではないが、この年でBランクに昇格できる冒険者は少ない。


私達のパーティが請け負う仕事の多くは、商人と運ぶ荷物の護衛が主だ。


今回、異界から新たな住人が、この国にやって来た。噂は聞いていたが、正直なところ。私達には関係のない話だと思っていた。


そんなある日、王都で武芸大会が行われる事になったらしい。


冒険者ギルドから私達含め、幾つものパーティにある相談があった。


それが異界の住人と供に新しいダンジョンに潜る仕事だ。


そして私達への報酬は、ランクに合わせたBPと宝箱から手に入ったゴールドの半分、私達が倒したモンスターのドロップだ。


割高ではあるが、安くはない金額での雇用だ。しかも私達が所属してるのは『中町』である。私達を雇えるのは、行商人、商人に限られる。


さて私達を雇ったのは、珍しい赤熊族の青年だった。


ギルドからの情報では、海辺の町ランガに自分の商会と船を二隻所有する有力な商人と聞いたが………


レベルこそ低いが、装備はDランク冒険者位だろうか。ダンジョンでも地下10階までならば問題はなさそうだと、皆をみたら頷いていた。





━━━━━━━━




『N・マリアンネ』


冒険者ランクB


エルフ:375


レベル69


職業:【精霊術師8・神獣使い1】


称号:『神獣の契約者』




 私の名前はマリアンネ、エルフよ。年齢はひ・み・つ


女の子に年齢を聞くのはタブーよね。


でもねエルフの寿命は長いは、長命な部族と知られているわね、だいたい800~1200年生きるって言われてる。


だいたい600年までは若いエルフとされてるわね。


だ・か・ら、私は若いの、良いわね。



えっ?そんなこと良いから、称号のこと教えろですって?


まっまあ~良いけど、


私が子供の頃の話よ。


森の奥に、それは綺麗な泉があったの、熊の神獣が稀に来るって噂があったわね。


私は信じなかったけど。


あの日までは、


そうそう神獣の名前はドンタよ。モフモフシタ体、可愛らしい円らな目、大の仲よしよ。


変な名前ですって?。


えっ、ええ~と。若気の至りだったわ、でっ、でもね


それもあってドンタと森から出てく日に。契約してくれたのよ。



すると職業に【神獣使い】


称号:『神獣の契約者』


が付いたの。これで良いかしら、


そう、またね。





━━━━━━━━




『N・リリーゼ』


冒険者ランクB


草原妖精:198


職業【歌手6・暗殺者5】


称号:『音楽家』




 私の種族草原妖精は、グランナースって呼ばれる種族ですね。  


草原のエルフ族なんて言われますけど、森妖精とは違って、私達は小柄だしね。よく人間の子供に間違われたり、森に入るとホビットに間違われたり、間違われまくられるのが、グランナースの特性かも(笑)


私達は旅が大好きです。


一生涯旅をしてることが普通ですね。


私が生まれて100年は、両親と一緒でした。


母は歌を、父は楽器が得意で、私は歌を歌いながら楽器きの演奏が出来るようになったら職業【歌手】が、


旅の間演奏でおひねりをもらったり、闇ギルドから【暗殺者】家業で稼いでたわ、勿論闇ギルドだからって、ヤバイことしてないわ、独り立ちするまではね。


それで独り立ちした私は、冒険者になたって訳ね。





━━━━━━━━




『N・レプセヮ』


冒険者ランクB


鬼人族:48


職業:【拳闘師9】


称号:『黄金の右』



 俺の名前はレプセヮ、鬼人族の生まれだ。


おいお前、モンスターの小鬼ゴブリン大鬼オーガなんかと一緒にするなよ。


あいつらは自我を失った。ただのモンスターだ。


俺達は、元は鬼と呼ばれる巨人族の系譜だぜ。一応は守護聖獣の一つなんだからな、


守護聖獣なんて知らない?


何………、知らない人間の方が多いだと。ばっ、バカな………、


(息を飲んだ)




ああ~なんだ。守護聖獣ってのは、神獣から加護を与えられ。長年神獣に守られた一族の事だ。


主に、隠れ里に住んでたりする。


俺の里もその一つだ。


戦士として育てられていたが、


狭い里の中で生きるのは、我慢ならず。里を飛び出していた。


生きるために俺は冒険者になっていた。


ん?称号の事が知りたいだと、仕方ないな




………あれは確か、俺が里にいたころの話だ。



見習いだけで、妖魔の森に行かされた時だ。


何時もは鬼ババ、一つ目とかしか出てこないのに、その日に限って、大鬼の亜種が出た。



見習いが五人、戦士が3人死んだ。大事件だった。


俺もいつ死ぬか、極限の状態だったんだ。


ただ敵を倒すこと。それだけを考えて、右腕を振り抜いた。



全身大鬼の反り血で真っ赤になりながら、俺は生き残った。


称号:【黄金の右フック】


が付いてると知ったのは、その後、冒険者になってからだ。


ん?、話はそれだけか、俺は忙しい。またいつかな。






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ