相棒の枠が増えたら騒がしくなった
相棒の枠が二つに増えた。
改めて二つの枠の設定を済ませ、2体の相棒を召喚した。
「ごあごあ」
「ピチピチ」
問題なく、2体の相棒は動き出した。
「うにゃ~ん!」
お前らしっかり働くにゃ~ん!
「ごあごあ!」
「ピチピチ!」
2体の相棒が、ミズリーの命令に従っていた。
「ペットが増えたような感じか?」
ただ相棒は正確には生き物じゃ無い、世話はしなくて良いのが有り難いかな。
「取り合えず戻るか」
マップを見ながら、急ぎ足で墓場のダンジョンから抜け出した。
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それから王都の西門行きの馬車に乗り移動、西門から貧民街に向かい。借りてる小屋に向かった。
「移動だけでも大変だ」
そっとため息を吐いて僕はログアウトした。
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ログアウトした僕は直ぐに下に降りて。夕飯の支度を手伝いに入る。
「栗栖サラダをお願いね」
チラリ此方をみた母さんは、直ぐに鼻唄混じりに料理に戻る。
今日はぶり大根か、家のぶり大根は、両面塩したぶりを胡麻油で焼いて、魚の油を出して臭みを取り出してから。ネギと大根を入れて、少量の水で炊くので、ちょっと手間だ。僕は母さんの煮魚が好きだ。アクアパッアも好きだけど。あれは金目があるときと無いときでは味が違いすぎるから、あえて金目鯛があるときが好物である。
流石にぶり大根だけでは母さんとベッキーの食欲は、満たせないので、僕はシーザーサラダ。食パンをクルトン変わりに刻み、オーブンでカリカリに焼いた。
レタスをちぎり、水でさらしてる間に。ミニトマト洗ったら半分に切ってく。キュウリ、大根の千切り、ニンジンの細切り、軽く塩揉みしたら水でさらし、塩気を流す。
ザルに纏めて野菜を入れて、混ぜ合わせとく。
冷蔵庫に温泉玉子があるか確認した。うんあるある。これが無いとシーザーサラダも微妙になってしまうから、
チーズは100ので十文、二つをサイコロ状にしたらサラダの準備が終る。
「母さん後盛り付けだけだ」
「そお?。栗栖は手際が良いわ私に似たのね」
野菜を買っといたのが嬉しかったのか、野菜たっぷりのケンチン汁を作っていた。
メインはたっぷりのうどんを茹でていたが………、
因みに母さんとベッキーで、うどん五人前が3袋茹でていたりする。
無論残さず食べてたよ。でかい鍋に山盛りになってたのが綺麗に無くなっていた。