墓荒らし?
【墓守】
※自我に目覚めた。人格を持ったアンデットモンスター。わりと友好的なモンスターである。
何故僕が鑑定を飛ばしたかと言うと………。
「うむ。人間か」
いきなり話しかけてきたモンスターがいたからだ。
「………モンスターなんだよな?」
僕が攻撃しようと身構えたが、ゴーレムドラゴンノアが、何故か攻撃しないわ、ミズリーは動かないは、どうしようか?。マジ困惑したよ。
「ああ~。モンスターだ。ただし友好的なって付くがな」
顔色は青白く。小柄な体躯。灰色のフードで体を覆っている。
枯れ木なような手に、ランタンを掲げていた。
「われわれは墓場のダンジョンに住まうモンスターだ、だがわれわれとて生活するには物資が必要だ。なので………」
手にゴールドマークを掲げていた。
☆☆☆☆☆☆☆☆
時間は少し戻る。
僕はミズリーに誘われて、人のいない外れの探索に切り替えていた。
人のいないってことは………、
まだ誰にも探索されてないってことだ。
なら宝箱が拾える。可能性があるよね。
てなわけでミズリー先頭にマップを埋めてたら。
【古ぼけた宝箱】
『罠無し』
・50000ゴールド
・魔石ランタン
※アイテムランクR+。炎、光属性石を入れると10時間~3日、辺りを照らす。
「おっ、これは………使えるかも」
早速ランタンと魔石ランタンに切り替えた。属性石×27あるから3使って、光属性石にした。
『71:59』
マップの下に、魔石ランタンの消費時間が標示された。
うんかなり便利だし、視界も良くなったな。
【古ぼけた宝箱】
『罠・毒矢』
毒消しを使って事なきを得た。男解除も。時と場合かも………。
・50000ゴールド
・友好的なモンスターと遭遇率UPパス
※アイテムランクSR。ダンジョンに住まう友好的なモンスターに近付くと、遭遇しやすくなる。
「これは、使えるのか?」
今一分からないアイテムかも。
【朽ち掛けた宝箱】
『罠無し』
・5000ゴールド
「あれ………、ゴールドだけか」
残念に思いながら、さらに探索を続ける。
【少し豪華な宝箱】
・100000ゴールド
・毒消し
・回復薬中
・麻痺消し
「おっ、これで貧乏から回復か?」
多分商人ギルドに行けば今回の交易で行った利益が貰える。
……ただ次回の交易費用を引いて考えないとな。それを引いてもそれなりの金額が戻って来る筈だ。
少し考えながら、ちょっとした林を見付けたので、休憩しようと近付いていた。
【墓守】
※自我に目覚めた。人格を持ったアンデットモンスター。わりと友好的なモンスターである。
何故僕が鑑定を飛ばしたかと言うと………。
「うむ。人間か」
いきなり話しかけてきたモンスターがいたからだ。
「………モンスターなんだよな?」
僕が攻撃しようと身構えたが、ゴーレムドラゴンノアが、何故か攻撃しないわ、ミズリーは動かないは、どうしようか?。マジ困惑したよ。
「ああ~。モンスターだ。ただし友好的なって付くがな」
顔色は青白く。小柄な体躯。灰色のフードで体を覆っている。
枯れ木なような手に、ランタンを掲げていた。
「われわれは墓場のダンジョンに住まうモンスターだ、だがわれわれとて生活するには物資が必要だ。なので………」
手にゴールドマークを掲げていた。
冒頭に戻った訳だ。