続・面倒な手続き
〇『ダイタル号』
※大型帆船
船長ゴウタス
操舵手レビン
操舵手見習いラグア
航海士キース
船員長ドーバン
船員14人
サミエル、セシリア姐さん達が降りて行った後。役人が乗りこんできた。
「ようこそアースベルトへ」
何故役人が?、首を傾げながら船長室に案内した。
役人から、アースベルトで交易するには、検疫を受ける義務があること
。交易品を売却した後で構わないが、停泊税が交易品から引かれること伝えられた。
なんやかんや、交易品は割り高で売れた。だけどさ………、
交易も手を広げてくと、色々な面倒な手続きが……、
白目になりそうな状態で、停泊税を払ったら。次回から手続きを簡略的に済ませるよう、船舶登録を済ませた。
話を聞くと。アースベルトに店を構えてないので、僕らは停泊税のみであったのは幸いだった。
ただ帰ったら交易税は取られるってことか?、
「儲かるは儲かるけど………、僕向きじゃないな」
地道な利益を追いかける商人プレイを考えてしまい。面倒なとげんなりしていた。
ようやく開放されたので、僕は昼飯を取るため。一度ログアウトすることにした。
「あっ、忘れないうちに」
転移の門に登録だけ済ませて、船にある個室でログアウトした。
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下に降りていくと母さんが帰宅していた。
「お帰りなさい」
「あらただいま、お買い物ありがとうね。あの子達たら食べたらまんまで遊びに出掛けたらしいのよ」
「ああ~」
三人で騒いでたが
、飽きて遊びにね。
「何かあるかな」
買い置きしたお菓子は食い尽くされていた。
冷凍庫にパスタがあったから、温めて食べた。
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お昼の後、再びログインした僕は、遊びに出掛けた船員に給料の半分を払っておいたからか。留守番以外は遊びにでていた。
下船した僕は、見て回るついでに、先に商人ギルドに寄ってくことにした。
「おはようございます。お客様は初めての方ですね」
ギルドの受付は、女性が多く、美人ばかりだ。漁協ギルドのように、ゴウタスのようなむさいのが受付にいることは無いようだ。あれは例外だったのだろうな。
「ランバルト王国海辺の町ランガ所属のクリスタル商会、会頭のクリスと申します」
「そうでしたか、もしかして異界の方では」
「はい、異界の者でしたが、商会を持つことになりまして」
「クリスタル商会と申しますと。先日入港なされた帆船の『ダイタル号』所属でしたね」
1【見習い商人】→【商人】になろうクリア
2『船員を雇おう』クリア
3『航海士を雇おう』クリア
4『船員長を決めよう』クリア
5『操舵手を雇おう』クリア
6『交易をしよう』クリア
7『ゴウタスを交易の船長に任命しよう』クリア
8『交易船の登録を済まそう』クリア
9『税金を払おう』クリア
10『商会の店舗を借りよう』クリア
『連鎖クエストコンプリート』
・25万ゴールド
・ランバルト王国交易許可書
・王都バーレン店舗権利書
「うへっ。商人プレイ待ったなし!」
頭を抱えたくなってきた。どうする。