幼女な二人
ドワーフの幼女サミエル鍛冶師
▽掛川ターニャ・クラリス
56歳
126cm19キロ
某○薬に勤務してたが、○○大学の教授として働いている。リアル幼女。
エルフの幼女セリシア錬金術師・木工職人・薬学師
▽水無瀬瀬里夏
55歳
124cm20キロ
某女子大の研究員、事故に巻き込まれたリアル幼女に。
ターニャ
「ようやく終わったわ、助かったわ瀬里夏」
瀬里夏
「これに懲りたら、無茶な研究はしないことね」
幼女にしか見えない二人は、大量の資料の乗ったテーブルの下。椅子に足が着かないからか、ぷらぷらさせてたりする。
そんな瀬里夏の大人のような物言いは。
真実を知らない人が見たら………、
実に微笑ましい光景に眼を細めたりしたかもしれない。
軽く仮眠をとったターニャと瀬里夏は、数日振りにエンドアースにログインした。
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ドワーフの鍛治師サミエルとなったターニャは、溜まってるメールに眼を通す。
サミエル
「あっ、クリス君からだわ」
メールを開いて中を確認した。
「へえ~、あれから無事に、船を手に入れたのね」
更に、メインクエストをマイナーギルドで見付けたこと、クリアしたら大型船とお店を買わされてしまい、苦労してることなどが書かれていた。
「ふふっ、クリス君てば、相変わらず変なクエストに当たってるわね」
海の素材の話から、防具の製作依頼込みで、明日には海上都市アースベルトに向かいますが、良かったら来ないですかとのお誘いである。
「ふう~ん楽しそうね」
まずはセシリア次第だろうが、セシリアなら喜びそうな気がしていた。
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セシリア
「うん、久しぶりのお店ね」
セシリア、サミエルの二人は、お金のダンジョンで手に入った資金を使って、二人は資金の半分を使って、一軒家のアトリエ工房を手に入れていた。
残りの資金で改装と設備投資に使ったので、残金は残り少ない。
時間も限られてるし、メールのチェックをした。
セシリア
「それからお店の在庫の確認……、あっクリス君か」
気になったけど先に、お店の在庫を埋めていく。
「私の方はこれでいいわ、さてさてクリス君は…………、ふう~ん楽しそうね相変わらず、クスクス」
ついつい年下の友人と思えるクリスの様子を思い出して笑っていた。
「サミエルに相談かしら」
セシリア本人だけならば、気の合う仲間のお誘いである。行きたいと思う、
早速サミエルと話すため下に降りていく。