錆びた箱の中身は
『【航海士】を倒しました』
『三階層を開放します』
『囚われた魂を開放しました』
アイコ「あっ、日誌の鍵ってのがドロップしたよ」
日誌の鍵?、
キイロ「さっきの錆びた箱が日誌入れだったな、アイコ、クリスに渡して、中を確かめよう」
アイコ「うんそうだね」
アイコから【日誌の鍵】を受け取り、ステータスを開いて、インベントリー150から、
▽【錆びた箱】
取り出して、
クリス「開けてみますね」
『クリスは日誌と金庫の鍵Dを手に入れた』
・『日誌をゴウタスに渡す』
・『錆びた箱をゴウタスに渡す』
・『先に進む』
いきなり三択が出たな、しかもかなり雑な、
・『日誌をゴウタスに渡す』
【YES】/【NO】
【YES】を選んだ。
「こっ……、これは親父の……」
何時の間にか、魂達は消えていた。
……なので、ゴウタスに日誌を渡した。
物語が進む。
「父さん………、父さん」
また号泣し始めたゴウタス。くどいし絵面が汚いな…………
もうげんなりだよ
。
冷めた眼差しで、泣いてるゴウタスを横目にしていた。
キイロ「クリスは、念のためここにいて、僕らで船室の探索してくるから」
クリス「…………はあ~、了解です」
皆もゴウタスを見てるのは嫌だったらしい、
また小さく溜め息を吐いていた。
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キイロ達が戻ってきた。
永遠と汚い絵面が流れてたのには、ゴリゴリ精神が、削られてくような苦痛を感じた。
キイロ「終わってたようだな、何か気にするところあったか?」
残念ながら、特に何もなく、精神的に疲れただけだと伝えると、皆から同情された。
クッ、このメインストリーは嫌らしいクエストだな、
力無く乾いた笑いが漏れ出た。
アイコ「あぁ~、ゴホン、それではアイテムの話だ。【綺麗な原石】と【綺麗なペンダント】だったなキイロ【鑑定】頼む」
キイロ「了解」
【鑑定】
・【綺麗なペンダント】
※海辺の町ランガに住む。恋人から贈られた二枚貝である。桜貝の加工された片割れ、
キイロ「遺品ってやつかしら、ん~面倒だしクリスに任せるわ」
クリス「了解」
面倒だけどこればっかりは仕方ないね。
メインストリーも終わりが見えてきたんだけど、
後始末まで面倒そうだ…………、
☆☆☆☆☆☆☆☆
ミドリ
・【ひび割れた硝子球】
※【航海士】が甥っ子に頼まれて買ったおみやげ物
・【色の変わった人形】
※【操舵手】が娘の為に買ったおみやげ物
ヒイロ
・【中身の入ったラム酒】
※【船員長】が父親と飲むために購入した年代物のラム酒
から渡された。綺麗な原石はキイロ達に渡しといた。