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幽霊船ダンジョンの設定?



 ステータスを開いた。


『ゾンビ兵士を倒したクリスは【錆びた剣】を拾った』


『徘徊するゾンビを倒したクリスは【穴の空いた革鎧】を拾った』


ログにもドロップ品がしっかり載っていた。


・【錆びた剣】


・【穴の空いた革鎧】



正直微妙過ぎるけど。確かにドロップ品だな………、



キイロ「すると………」


ちらりアイコに目配りした。


アイコ「ああ、さっきの開放ってのが関係してそうだな」


キイロ「とっなると」


ヒイロ「中ボスみんな倒せば、(^q^)ダンジョン?」


キイロ「まだ分からないが、何体か倒してみるか」


ミドリ「兄貴、魔力の回復薬の限りもあるからね」


キイロ「了解だ」





それからしばらくは船室を開けて、アンデッドを倒していく。


ヒイロ「ドロップ微妙だけど、ドロップが落ちるようになったね」


キイロ「よしこの階層の確認は後にして、中ボス行くぞ」


「「「「了解」」」」



船室のある通路には、ゾンビ兵士が2体いた。その奥にがたいの良いゾンビが大剣を手に佇む。


クリス「あれどう見ても航海士に見えない、【操舵手】かな?」


『くっ、苦しい………、生きて生きて………お前を喰いたい』


「カイザスのおじき………」


そう言えば、ゴウタスもいたなすっかり空気と化してたのでその存在自体を忘れそうだ。

こいつ漁協ギルドの出会いのインパクトが最大で、段々存在感が薄れてくな、


不憫なメインNPCだと、ほんの小指の先くらいは思ったよ。



『ゾンビ兵士を倒したクリスは【古びた指輪】を拾った』


『ゾンビ兵士を倒したクリスは【綺麗な原石】を拾った』


・【古びた指輪】


※銀の指輪、夫を亡くしたある婦人に渡すと………



・【綺麗な原石】



※アメジストの原石、【宝石師】研磨してもらうと、魔法を込めれるアイテムに変わる可能性がある。


クリス「キイロ【綺麗な原石】ってのがドロップしたんだけど、鑑定したら【宝石師】に研磨してもらうと、魔法を込めれる宝石に変わる可能性があるって出たんだが」


キイロ「ああ王都に『宝石商』があるから、魔法が込めれる宝石は買えるし加工もお願い出来るぞ」


クリス「へえ~そうなんだ」


キイロ「そうか宝石の原石がドロップすることもあるか………」


何やら考え込んでるが、中ボスは待ってくれる筈もなく、


アイコ「来るよ【私を見て!】」


まだタゲは決まってなくランダムで、キイロに向かう所だった。


クリス「ミズリー」


「うにゃーん【疎外の禍風ソガイノマガカゼ】」


ガクンと走るスピードが落ちた。


ミドリ「【範囲防御魔法プロテス】【加速ヘイスト】」


クリス「アイコさんスイッチ」


アイコ「了解」


バックステップで飛び下がる。僕が前に出ながら


クリス「【体当たり】【薙ぎ払い】」


コンボアーツ【強振】


大剣が【操舵手】の振るう大剣に当たる。


ヒットしなかった分ダメージは少ない。


ただ【強振】はノックバックを引き起こしやすい。


案の定、中ボスの【操舵手】もノックバックを起こした。


その隙にキイロの攻撃、ヒイロの【浄化】、ミドリの【火の槍】で、HPバーも1/8しか削れない。


【鑑定】



『ゾンビ兵長』



レベル38



職業【重戦士】



スキル


【大剣術5】


【重身体】


【魔法耐性4】


【物理耐性3】




鑑定結果をチャットに皆に送った。





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