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幽霊船ダンジョン5



 次の階層にあがる扉が開いたので、僕達は上の階層に上がった。




☆☆☆☆☆☆☆☆




『船室2層目』




べちゃっ、べちゃっ、


『あっ……、あぁあああああ』


ズリズリ、ズリズリ、


まさに徘徊する死者ウォーキングデッドかな?、



【鑑定】



『ゾンビ兵士』


レベル25


職業【剣士】



スキル


【片手剣2】





『ゾンビ兵士』


レベル27


職業【拳闘

士】



スキル


【拳闘術】




物理系ゾンビとか、かなり面倒な階層だな。


クリス「ミズリー」


「うにゃ~ん【風翼の盾】」


範囲防御魔法が掛かる。


ミドリ「【範囲防御魔法プロテス加速ヘイスト】」


無属性の魔法なら属性魔法に重ね掛け出来る。


魔法にも合体魔法ってのがあるらしいしね。


ただスキルの【二重詠唱】が必要になるそうだ。


魔法についてあんまり詳しく調べてないから、僕は知らない。魔法職について幾つか知った。魔法職はギルドの試験で合格者のみその職業に就くことが出来る。


【見習い魔法使い】


に限り試験はない。ギルド登録時に就ける職業である。


【魔法使い】


は、属性魔法のうち一属性レベル3以上、無属性レベル2以上の魔法が使えることだそうだ。


派生職業が、


【魔術師】


※二属性の魔法レベル5以上。無属性5以上であること



【召喚術師】



※無属性レベル7の【契約魔法】スキル【召喚】を覚える必要がある。


ただ【召喚】のスキルが曲者で、


『召喚術師ギルド』


のみでしか得ることが出来ない。しかも唯一お金で買えるスキルだ。攻略サイトで見たのだが2000万ゴールドもするらしい。


【精霊使い】


エルフが関係している。



【獣魔使い】


獣魔ギルドで登録


【死霊使い】


闇ギルドに登録



複合職ってのもあるらしい。



キイロ「【強撃】」


クラブの一撃を受けて、ゾンビ兵士はたたらを踏んだ。


ヒイロ「【浄化】」


『グォオオ………』


グズグス半身が崩れ始めた。


クリス「ミズリーとどめだ」


「うにゃーん!【風のウインドカッター】」


ミズリーの魔法で、一体目のHPは削りきった。


アイコ「【私を見て!】


ヒイロにタゲが移っていたが、注意がアイコに向いた。


アイコ「【十文字斬り】」


片手剣のアーツを放つ、ダメージはほとんど与えられないが、タゲはアイコに向いた。


クリス「ミズリー」


「うにゃーん【疎外の禍風】」


ミズリーの補助魔法を受けて、ゾンビ兵士のスピードが落ちた。


ミドリ「いい判断。【火球ファイヤーボール】」


クリティカル、


ミドリ「へえ~今の合成魔法判定なのね!、ログでスキルに【二重詠唱】が増えたわ」


偶然とは言え、合成魔法になったとはね。


ヒイロ「ふ~んだいいもん【浄化】」


拗ねたように唇を尖らせながらも、きっちりゾンビ兵士を倒していた。


キイロ「ヒイロがいてくれて助かってるよ」


ヒイロ「ふっ、ふ~ん………♪」


流石二人の妹の兄、卒がないな、ああいう気の聞いた所は見習いたいな、


アイコ「あっ!、ドロップにアイテムがある」


ミドリ「嘘、あっ本当だ」


僕も慌ててステータスを開いた。




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― 新着の感想 ―
[良い点] 主人公の希少種族設定がどう活きてくるのか読み進めるのが楽しみ。 また、ログアウト中の話も少なめの会話や描写から家族の設定が想像されて良いですね。 [気になる点] 誤字多めなのはそこまで気に…
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