チュートリアル終了
ようやく港が見えてきた。
海は楽しいが、なにも考えず船に操舵してると、時間を忘れそうで困るな、
「でも、冒険してるかんが半端ないな………」
なにかを動かすってのは、ちょっと引かれるな、バイクとかいいかもな、
☆☆☆☆☆☆☆☆
無事に桟橋に着いた。
『チュートリアル・クリア』
『15BP』
※職業『漁師』
・海上◎
・海中▲
・地上〇
・空中×
変な表示が出たよ。
「あっ、レベルが上がった」
『クリス』
職業漁師
レベル22→23
HP135→137
MP40(+12)→41(+12)
攻撃力137+40→139
防御力90+22
→92
素早さ123→125
瞬発力81+5→83
魔法防御81→83
知力28+12→29
幸5+3
「戻る前に捕った魚、漁協ギルドに卸すか」
一応商人ギルドでもいいんだが、ゴウタスが気になったんだよな、
あれシティークエストとか出そうだし、
漁協ギルドに行こう、
☆☆☆☆☆☆☆☆
漁協ギルドに入って、カウンターを見る。
あれゴウタスは居ないようだ。
その変わりかな、粗野な風貌の中年が、カウンターに立っていた。
「よくきたな、おまえが新しい船長のクリスか?」
「あっはい」
「そうか、俺は漁協ギルドの副マスターガルダスだ宜しくな」
「クリスです宜しくお願いします」
クリスが挨拶すると、ニヤリ不敵に笑った。
「うむうむ、挨拶は大切だ。クリス船長、行政の視察官がお前さんと船のこと誉めてたぜ」
(ん?、視察官が漁協ギルドに寄ってわざわざ新人船長を褒める。何かしたかな)
「不思議か?、行政に携わる領主にとっても、納税は即日にしてくれるは、船舶許可書の代金も即金だったわ、必要な書類に商人ギルドの登録済みだわ、視察が楽だし、船の装備は素晴らしいからって事だな」
「あぁ~な~る」
何となく分かった。金払いのよさそうな船長だし、新人だが、期待が持てそうだ。
そんな感じかな?、
「それで今日は何のようだ」
・『魚の売却』
を選ぶ。
所得してる船の一覧が出たので、開いた。
・中型漁船『リヴァイアサン』
※積載量70%
と出たので、荷下ろしも頼んだ。
「うむ、少々待て」
後ろにいたナタリアさんに一枚の書類を渡した。
チラリこちらを見て、微かに微笑むと、カウンターの奥に入ってた。
しばらくして、再びナタリアさんが戻ってきた。一枚の書類をガルダスに渡した。
「ふむ、初の漁にしてはまーまーだったな、この調子で頼むぞ」
『102BP
101000ゴールド
』
確かに一回の漁だと考えたらわりとよい結果だったな、時間があれば漁に行きたいくらいだ。
そろそろログアウトしようかな、あと商人ギルドの依頼も気になるから、明日にでも見に行くか。