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愛
レオノール、レぎんは、死者だ
この前の夏休み崖から落ちて死んだ、でも「おいしい」
普通に、ご飯を食べてる
ここでは、幽霊は2つ目と呼ばれる、2つ目とは1回目と同じ姿で、新たな肉の体を持つ者のことだ
「、、、別にどうだっていい」
悩みは進路のことだ
レオノールにとって、お父様とお母さまは1回目に死んだときにもう信頼できなくなった相手ではある
だが
それはそれとして、働かないととは思う
豊満な胸、きりりとした髪、それらがレオノールである
レオノールにとって、女とは一種の呪いである
「窮屈」
何よりも縛られることが大嫌いなレオノールにとって、家族は重い鎖に見える
特に、人の話を六に聞かないで命令を出す父親とは昔から相性が悪い
母親とは、ばつが悪いとしか言えない
後ろめたいのだ、お互いに不発弾がある
妹とは冷戦状態の奴か、年が違いすぎ、若いのにお年寄りなやつしかいない
だから、レオノールは貴族になった
貴族になれば旅ができると思ったからである
そして、それは間違ってなかった