モンスター解説 第2章
本日2話目です。
前話が思わせぶりな感じで終わっていますが、この後の閑話で説明します。
【ファイヴヘッド・アナコンダ】 ランクC 保有可能魔力:700000
所持スキル【闇弾】
5つの頭を持つヘビ型モンスター。大きいものは20mを超える。再生力が非常に高く、全ての首を5秒以内に斬り落とさなければ全ての斬り口から新しい頭が生えてくる。スキル【闇弾】の効果で、膨大な闇の魔力を含んだ、人間と同程度の大きさの弾を5つの口から同時に発射でき、その全てを回避するのは極めて困難。また、猛毒を所持し、噛まれてから何の処置もしなければ3時間で命を落とすことになる。ランクCのモンスターの中でも、最もイレギュラーな単体戦力とされる。
【レーザーホース】 ランクD 保有可能魔力:100000
所持スキル【熱線激射】
口からレーザー光線を発射することができる6本足のウマ型モンスター。走る時の最高時速は100kmを超える。スキル【熱線激射】の効果で、レーザー光線を無尽蔵に発射できる。その光線の温度は非常に高く、鉄をも一瞬で融かす程。また、敵を威嚇する際に発する嘶きは非常に周波数が高く、女性の悲鳴のようにも聞こえ、聞いた者に恐怖心を抱かせる。
【イートシャドウ】 ランクD 保有可能魔力:200000
所持スキル【影潜】【影喰】
影族の基本種族となるモンスター。影の中に潜って高速で移動できる【影潜】と、影を喰らって一定時間その影の持ち主の動きを完全に封じる【影喰】という2つのスキルを所持する。一度も進化していないにも関わらず、2つのスキルを所持する珍種。野生種が発見されることは滅多になく、戦闘力もそれほど高くはない為、危険視はされない。だが、ダンジョン内にいる場合は奇襲に注意しなければならないので、非常に厄介な存在となる。
【ハンタースパイダー】 ランクE 保有可能魔力:300000
所持スキル【不可視網】
非常に強靭な糸を吐き出すことができるクモ型モンスター。足を広げたときの大きさは2mを超える。非常に凶暴且つ残忍な性質であり、巣に獲物がかかった場合は少しずつ糸を巻き付け、完全に抵抗が出来ない状態にしてから体液を吸う。巣は所持スキル【不可視網】の効果で目で見ることが不可能なので、斥候などでなければ巣があることを確認するのは極めて困難。また、糸を吐き出してそのまま攻撃手段とすることもあるが、その場合も糸は見えないので回避が困難である。
【ハイスコーピオン】 ランクE 保有可能魔力:150000
所持スキル【毒針乱射】
恐るべき速さで移動することができるサソリ型モンスター。体長は1m程であり、宝石のように輝く黄色い甲殻を持つ。尾の先端とハサミに猛毒を有し、処置をしなければ24時間後に確実に死をもたらす。毒は即効性が無い為、毒が体内に入ってもまず気付く事は無い。それ故、非常に危険な存在である。また、尾の先端からその猛毒滴る毒針を100本ほど敵に向けて乱射することを可能にする【毒針乱射】というスキルを所持している。
【ブルースパロー】 ランクF 保有可能魔力:1000
青いスズメ型モンスター。攻撃力も防御力もスピードも鳥型モンスターの中で最小値を記録する。このモンスターをダンジョン内に配置してもほとんど役に立たないので、鳥系モンスター専門のダンジョン以外で見かけることはあまり無く、進化先も一種しかないが、その後の進化先が30種以上あり、第二進化種はどれも有用性が高い。育てるのは難しいが、進化すると防衛、攻撃などあらゆる方面に役に立つ。
【レッドワイヴァーン】 ランクA+ 保有可能魔力:不明
所持スキル【フレイムブレス】【マッハフライ】など
高速で空を飛行するドラゴン族のモンスター。モータント大陸に住んでいる龍族とは違い、人型になることはできない。ワイヴァーンはドラゴン族の中でも空を飛ぶ速さはトップクラスであり、その速度はマッハ20をゆうに超える。スキルにより吐き出されるブレスの威力も属性を問わず凄まじい。【神速龍】や【破壊を好む空飛ぶヘビ】などの異名を持つ。ワイヴァーンのみならずドラゴン族に関しては研究がほとんど進んでいない為、分かっていないことも多い。




