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ダンジョンマスター with 妖精 ~ひたすら型破り~  作者: 紅蓮グレン
第5.5章:閑話集&解説集①

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モンスター解説 閑話集&解説集①-②

【トルネードバッファロー】 ランクB+ 保有可能魔力:1000000

              所持スキル【暴走突撃】【竜巻角】

ハリケーンバッファローの進化系モンスター。突進力が格段に上がっており、一度走り出せば自力で止まることはできないが、速度も圧力も格段に上がっている為、非常に危険。更に、角から風を飛ばしてテンペストボムに近い威力の竜巻を起こすこともできる。ハリケーンバッファローと然程外見が変化していないので、油断して近付きやられるという被害が後を絶たない。このモンスターの突進を避けるのは困難であり、ほぼ100%の確率で、角で串刺しにされる。迫力満点の重戦車的モンスターである。


【アタックアルマジロ】 ランクB 保有可能魔力:900000

            所持スキル【完全防御】【前転】

グリプトアルマジロの進化系モンスター。食事時以外は常にボール状に丸くなっている。被甲の硬度は進化前より格段に高くなっており、魔術付与の無い武器では斬ることや砕くことはおろか、傷をつけることさえできない。また、スキル【完全防御】を使用されると、いかなる攻撃であろうとも完全に防御される。更に、ボール状に丸くなった状態から急に転がり出して突撃するという、アタックの名に相応しい攻撃をしてくる。進化前とは性格がガラリと変わり、攻撃的になっている。見た目はボール、防御力はバックラー、破壊力は砲弾という何とも分かりにくいモンスターである。


【ハンターラビット】 ランクB- 保有可能魔力:350000

           所持スキル【頑強顎】【二段跳躍】

プレデターラビットの進化系モンスター。相変わらずの可愛らしさと凶暴さを併せ持ち、スピードには磨きがかかっている。また、新たに得た【二段跳躍】の効果で、ジャンプ後に空気を蹴ってもう一度ジャンプするという芸当が可能になり、それにより奇襲も可能となった。ドラゴンの骨すら噛み砕ける頑強な顎での噛みつきや後ろ足での強力な蹴りなど、進化前同様見た目からは想像できない戦闘力を秘めている。


【センジュベアー】 ランクS 保有可能魔力:9000000

         所持スキル【千連撃】【音速移動】【縮小収納】

アシュラベアーの進化系モンスター。顔は1つに減っているが、腕が40本に増えている。普段は38本の腕をスキル【縮小収納】で小さくして収納している為、見た目は普通のクマとほとんど変わらないことが多いが、その状態であってもドラゴン族のモンスターを相手にして互角に戦える程の戦闘能力を有する。本気の戦闘時には、その40本の腕を巧みに使い、音の速度に近い程の速さで相手の死角に移動するとそこから高速の連撃を加えてくる。討伐は非常に困難で、Sランク冒険者が5人がかりで挑んでも勝率は10%以下という、超S級の危険モンスターである。


【メイジバット】 ランクC- 保有可能魔力:200000

         所持スキル【吸血】【初級魔法】

キラーバットの進化系モンスター。翼開長1m程の巨大コウモリ。進化前から所持しているスキル【吸血】とメイジの名に相応しい【初級魔法】のスキルを存分に活用してくる。暗闇から数体で奇襲し、初級魔法を使用して怯んだところに噛み付いて血を洗いざらい奪い取るという非常に狡猾な性質を持ち、動きも巨体に似合わずかなり俊敏なので、討伐は困難と言われる。また、キラーバットよりも保有可能魔力量は多いが、やはり戦闘中に進化することがあるのでそれには注意が必要である。


【ポイズンサーペント】 ランクC+ 保有可能魔力:1200000

            所持スキル【睥睨拘束】【毒物蓄積】【毒液】

ビッガースネイクの進化系モンスター。進化前から受け継ぐ【睥睨拘束】と【毒物無効】の上位互換スキルである【毒物蓄積】、更に身体中から猛毒の液体を分泌する【毒液】の3つのスキルを巧みに駆使して戦ってくる。筋硬直させてからの猛毒の牙による噛みつきや毒液でコーティングした巨体での圧し掛かり、更に分泌した毒液でのトラップ作成など、毒の使用に関しては一流の才能を持つ。尚、例によって毒はモンスターに効果を及ぼさないので、仲間のモンスターが毒液などに触れたところで害はないが、その毒は1滴で10人殺せる超危険な殺傷兵器なので、人間が扱う、及び成分分析の為採取するなどといった場合は、細心の注意を払う必要がある。


【バーンイーグル】 ランクB- 保有可能魔力:1500000

          所持スキル【視聴共有】【爆炎翼】【火炎弾】

フレイムイーグルの進化系モンスター。主と視覚、聴覚を共有する【視聴共有】のスキルと翼を炎に変えられる【爆炎翼】のスキル、更に口から高熱の炎の玉を飛ばせる【火炎弾】のスキルを有する。飛行力が上がっており、偵察にも使える。攻撃、防御、偵察の三拍子そろったモンスターだが、フレイムイーグル以上に発見されにくく、ほぼ野生種は存在しない。その為捕獲例はほとんどなく、生態もあまりよく分かっていない。


【ヴォルカニックイーグル】 ランクB+ 保有可能魔力:2000000

              所持スキル【感覚共有】【爆発弾】【噴火】など

フレイムイーグルが1%の確率で進化するレア進化種。飛行力、飛行速度共に高く、翼一振りで1km程飛ぶことができる。また、爆発の魔力が籠もった弾丸を体内熱量がある限り無尽蔵に発射できる【爆発弾】、自らの体を炎で包み込み身体能力、及び攻撃力を大幅に上昇させる【噴火】のスキルを獲得しており、これらのコンボ攻撃は一撃でオリハルコン製の金属鎧を粉砕する程の威力がある。また、主と五感を共有する【感覚共有】も所持しているので、偵察としても有用性は抜群に高い。


【スナイパーシャドウ】 ランクB 保有可能魔力:888888

            所持スキル【影潜】【影狙撃】【影連射】

ハンターシャドウの進化系モンスター。獲物を狩る能力を高め、狩人から狙撃手に進化を遂げた。近接戦闘の能力を捨て、代わりに卓越した狙撃技術を得た。命中率99.99%を誇る【影狙撃】と無尽蔵に闇魔力の籠もった弾丸を連射する【影連射】のスキルを使用して、自らは闇や影に潜み、安全を確保しつつ攻撃するという狡猾さを持つ。動きも素早い為、討伐は極めて難しい。


【サムライシャドウ】 ランクB 保有可能魔力:888888

           所持スキル【影潜】【影刀】【影武者】

シノビシャドウの進化系モンスター。隠密行動や近接戦闘の能力を高め、忍から侍に進化を遂げた。奇襲の能力を捨て、代わりに卓越した近接戦闘と変身の能力を得た。影で作り出した刀で戦ったり、一度見た相手の姿を模写する【影武者】のスキルで敵や他のモンスターを模写し、相手が油断したところで不意打ちしたりもする。また、奇襲の能力を捨てたとは言っても素早さはイートシャドウ第二進化種の中で最高値を記録している為、奇襲ができない訳ではない。


【キラーシャドウ】 ランクB+ 保有可能魔力:888888

          所持スキル【影潜】【影突】【影刎】

アサシンシャドウの進化系モンスター。殺害に対する能力を高め、暗殺者から殺し屋に進化を遂げた。殺しの能力に磨きをかけ、卓越した急所を狙う一撃必殺能力を得た。相手の影から上半身を出して突き刺す【影突】で貫くところは心臓、影で作成した短刀で相手の体の一部を斬り落とす【影刎】で狙うべきところは首であると理解している。躱すことは不可能ではないが、敏捷がかなり高く、危機察知能力が高い者でなければ逃げることも腹を括って戦うこともできずに血だまりに沈むことになる。


【クレバーゴースト】 ランクB- 保有可能魔力:3400000

           所持スキル【成長促進】【瘴気変換】【透明化】など

エリートゴーストの進化系モンスター。ここ500年の間に発見報告は1例だけという希少なレアモンスター。進化前から受け継ぐ【成長促進】と【瘴気変換】以外にも魔力を消費せずに透明になれる【透明化】を所持し、より多彩な能力を生かした戦闘を可能としている。絶対数が非常に少なく、そもそも発見例すらほとんどない為分かっていないことが多い。


【ムクロノショーグン】 ランクS 保有可能魔力:88888888

            所持スキル【闇魔法】【刀剣無効】【抜刀】など

ムクロノハオウの進化系モンスター。骸骨武者の外見は変わっていないが、体躯は一回りほど大きい。抜く動作も見えない程の速さで刀を抜くことを可能にする【抜刀】や刀、及び剣系の武器の攻撃を無効化する【刀剣無効】、その他にも進化前から受け継ぐ【闇魔法】や【刀術】、その他にも【睥睨拘束】や【状態異常抵抗】などを持っている場合もある。その他に有用なスキルを所持していることもあるが、そもそも進化前のムクロノハオウの状態でも詳しいことが分かっていない為、このモンスターは更に分かっていないことが多く、世界中の研究機関がこのモンスターのサンプルを欲している。ここ100年の間に発見報告は7例程あるが、その討伐に向かった冒険者は1人の例外も無く返り討ちに遭っている為、サンプルが人間の手に渡ったことはない。


【フリーズスパイダー】 ランクC+ 保有可能魔力:700000

            所持スキル【冷気噴出】【不可視氷網】【吸血】

ハイパースパイダーの進化系モンスター。パッシブスキル【冷気噴出】の効果で、常に体から冷気を噴出させており、常に自らの周囲の気温を-5℃以下に保っている。また、不可視の氷の網を張れる【不可視氷網】のスキルで張った氷の網は獲物がかかった瞬間に凍りつき、絶対に獲物を離さなくなる。尚、網が凍りつくことによる捕獲は網を張った者の意思で自由に解除できるため、仲間がかかったとしても安全。かつて大発生した折には都市が3つ滅んだという記録があるほど強力なモンスターであり、時には自らが苦手とする土属性のモンスターでも構わず襲いかかり、捕食する。蟲系モンスターの中で最もイレギュラーな単体戦力とされる。


【ソルジャースコルピ】 ランクC+ 保有可能魔力:600000

            所持スキル【猛毒剣術】【毒素強化】

ナイトスコーピオンの進化系モンスター。黄色い甲殻に覆われた人型のサソリで、尾を自由に伸縮させることができる。腕は剣の形であり、相変わらず先端から毒を滴らせている。走力と瞬発力に長け、獲物と見たら見境なく襲いかかり、【毒素強化】で毒性を強めた猛毒を注ぎ込むなどして仕留める。Cランクの剣士と同等の腕前を持ち、しかも毒がある為、戦う場合は一撃も受ける訳にはいかない。例によって毒はモンスターに効果を及ぼさない。戦闘中、他モンスターの襲撃に気を付けなけらばならないので、神経が地味に削られる。フリーズスパイダーと相性が良く、わざと網にかかり、助けを求めるふりをして相手を狩るなどといったことをするほどの知能もある。


【ドラゴンフライ】 ランクD 保有可能魔力:50000

リトルドラゴンフライの進化系モンスター。全長80cm程の巨大トンボ。すれ違いざまに相手の体を食いちぎれるほど強靭な顎と、首を動かさずに360度全てを見られる3億個の複眼を持つ。飛ぶ速度は最高で時速130kmにも達し、鳥系モンスターと比べても引けを取らない。Dランクにしては弱いが、素早さは段違いの為、動きを見切るのは至難の技。


【ウォーターファルコン】 ランクD 保有可能魔力:400000

             所持スキル【水流加速】

ブルースワロー進化系モンスターのうちの1つ。青いハヤブサ型モンスター。ブルースワロー進化系の中で空を飛ぶ速度が最も速い。長い翼と流線型の体躯を持ち、その姿は見る者を魅了する。非常に好戦的な性格で、獲物となるものを見れば自らより大きな相手でも挑みかかる。群れることを嫌い、常に1体で行動。他者に服従することはまず有り得ない。通常の飛行速度は秒速150m程だが、スキル【水流加速】で後ろに水を噴射しながら加速すると、その速度は音速に迫る。飛行能力は鳥系の中でもトップクラスの、超速飛行者である。


【アイシクルホーク】 ランクC+ 保有可能魔力:800000

           所持スキル【過冷却翼】【氷結風】

ウォーターホークの進化系モンスター。バーンイーグルに次いで凶暴な猛禽類として名が知られている。進化前から所持する【過冷却翼】のスキルを受け継いでいる上、新たに【氷結風】を獲得している。今までは近付いた者しか【過冷却翼】で凍らせることができなかったが、【氷結風】を得たことにより氷点下の風を浴びせ、遠距離からでも相手を凍らせることができる。また、単純な攻撃力も高く、爪や口ばしの一撃は引っ掛けるだけでもかなりの傷を与える。飛行速度も進化前より上がっているが、そちらは特筆する程ではない。


【アイシクルオウル】 ランクC 保有可能魔力:800000

           所持スキル【氷像化】【氷塊飛来】

ウォーターホーンオウルの進化系モンスター。鈍重で動きは遅いが、気配を消すことが上手く、夜目も効く為、暗い場所での戦いは困難を極める。塒は進化前同様洞窟であり、キラーバットやメイジバットと共生していることがあるので、その場合は更に危険。また、全身を氷に変えたまま突進してくる【氷像化】と氷塊や氷柱を口、及び翼から飛ばせる【氷塊飛来】のスキルを所持しており、近接戦も遠距離戦もこなせる。筋力値が高い為、並の冒険者では突進力を弱めることなどできずに吹き飛ばされる。


【アクアクジャク】 ランクC 保有可能魔力:800000

          所持スキル【豪雨】【睥睨拘束】

ウォータークジャクの進化系モンスター。水の分子構造に非常に近い構造の飾り羽根を持ち、飛びながら相手の頭上で羽根を一部水に変え、豪雨の如く水を降り注がせることができる。その際水に変えた羽根はすぐさま再生する為、飛行に支障が出ることはない。また、羽根についた無数の目玉模様を不気味に光らせることによって、敵に恐怖心を抱かせ、筋硬直を起こさせる【睥睨拘束】のスキルも所持している。戦闘力はそれほど高くないが、相手の攪乱及び行動阻害において大いに役立つモンスターである。


【ダートヌート】 ランクE 保有可能魔力:40000

ラングフィッシュの進化系モンスター。相変わらず戦闘力はほとんどなく、肺呼吸できる生物に進化した為【肺呼吸】のスキルを失っている。陸上に上がれるようになったが、水場から離れることはできない。鰓を失っているため鰓呼吸はできないが、短時間なら水中でも生き延びられる。生命力、及び回復力はラングフィッシュ時より上がっており、真っ二つに斬られても絶命しない。進化前同様あまり動かずに魔力を溜め込み、進化の時を待つ辛抱強いモンスターである。


【ファイアスネーク】 ランクC 保有可能魔力:100000

炎属性のヘビ型モンスター。いつも尾の先に炎を灯している。進化系であるファイアサーペントをボスとした群れを形成し、時には万を超える個体数の群れで行動する。1年に2回ほど食物を求めて大移動をするが、自らを捕食する生物(ファイヴヘッド・アナコンダなど)がいる場所にはほとんど寄り付かない。普段は統率が取られ、人間の軍隊のように一糸乱れぬ行動をするが、ボスであるファイアサーペントが倒されると、途端に混乱してあっという間にバラバラになる。捕食し捕食される食物連鎖の中間に位置するモンスターである。


【ファイアサーペント】 ランクB+ 保有可能魔力:500000

            スキル【炎強化】

ファイアスネークの進化系モンスター。多ければ万を超えるファイアスネークの群れのボスを務め、ファイアスネークたちを統率する。大きな個体は10mを超え、進路にあるものを押し潰すように進む。身体中に炎を纏い、その炎の大きさに比例して力も強くなる。炎の威力を上げる【炎強化】のスキルを使用して自らを強化しているが、炎を消されると途端に力を失い、自力では1mm進むことすらできなくなる。炎さえなければ何の脅威も無いモンスターであり、ランクはそれなりに高いが然程警戒する必要はない。

大変長らくお待たせ致しました。今回は新登場モンスターが多く、事前準備が足りなかった為このような投稿となってしまったことをお詫びさせて頂きます。本当に申し訳ありませんでした。

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