戦闘
男は思わず声を荒立てた。
「あいつは一体なんなんだ!!」
動揺しながら部屋を見渡す。
するとそこにはロッカーのようなものがあった。
おもわずロッカーを開けてみた。
〈ガチャ〉ロッカーが開いた。
そこには戦闘服らしきものや銃、ナイフ、何に使うか分からない小瓶が入っていた。
自分がなぜロッカーをいきなり開けたのかもわからぬまま、なぜかその服を着た。
「銃…。」
「これでアイツを…。」
男は熱い決意とともに部屋を飛び出した。
男がいた部屋はおよそ6階程の高さだったが、男は階段を使い、かけ降りた。
「はぁはぁはぁ…」
息が上がりながらも自然と体が動いた。
男は自分がいたビルから飛び出した。
そこにはビルと並ぶほどの巨体な怪物らしきものがいた。
〈ゴゴゴゴゴゴゴゴ…〉怪物が動くと物凄い音がした。
男は怯まず銃を構える。
な、なぜ?
男は心に思った。
俺はこんな怪物に向かって銃を構えるんだ!
なぜ逃げない、なぜか隠れない。
怪物はゆっくりとこっちに向かってきた。
男は銃を構え標準を合わせ狙い撃った。
〈ガガガガゴゴゴ〉怪物の悲鳴。
男が撃った弾は怪物の目に直撃した。
すると…。
怪物は男の方に向かって走り出した。
〈グワーゴワー〉怪物は怒り狂い近ずいてくる。
「く、くそ」
男はもう一度銃を構えもうひとつの目を狙い撃った。
〈ガガガガゴゴ…。〉怪物は悲鳴をあげた。
〈ドーーン!!〉怪物はビルに突っ込み倒れた。
「はぁはぁ…」
男は息を吐きながら呆然とそこにたっていた。
そして俺は心に思った。
俺はなぜアイツを倒せた?
俺はなぜあの部屋にいた?
俺は一体誰なんだ…。
俺は一体…。
ワールドアイ