桜散りゆく。
真実の愛。
これがこの小説のテーマです。
高校生活の中で心優は切ない恋に落ちます。
一緒にいて楽しい。
でも一緒にいればいるほど苦しい。
叶わないのに日が経つにつれてどんどん好きになっていく。
こんな恋、したことありませんか?
私はまだ夢に向かい始めたばかりなので
足りないところはたくさんあると思いますが見て、感想くれると嬉しいです。
高校2年生の頑張りを是非みていってください。
桜が舞い散る季節。
私、早川心優は高校一年生になった。
これから新しい生活が始まるんだ。
期待半分不安半分、いろいろな気持ちが渦巻いていた
友達できるかな?
先生はどんな先生がいるのかな?
それと…新しい恋、見つけられるかな?
私には1年前、大好きな人がいた
その人は…有名人の佐伯裕真だった。
裕真は私と16歳差
かなりの歳上、しかも有名人。
叶うはずはなかった
でも私は裕真のことが大好きで、本気で愛してた
しかし、中3のある日を境に
私の恋の桜は散った。
「そんな…」
私を奈落の底に突き落としたできごと。
裕真が…結婚した。
相手は同じ有名人の小川未来だった
わかってた。
いつかはこういう時が来ると。
でもずっと、気にしないようにしてた。
所詮、裕真にとっての私は“ファン”の一人にすぎないのだから…
私は泣いた。
涙が枯れるまで泣き続けた
その出来事からもうすぐ一年。
私は好きな人をころころ替えた
本気で好きになれる人を見つけることができなかった。
私はすっかり“本気の好き”を忘れてしまった…