57 B ゴーレム
動く巨石の魔導人形それが「ゴーレム」だ。
元は人に作られた存在とされる。
15セントメトルの小さなものなら、土魔法が使えるものなら、みんな使えるだろう。
ただしこれは土人形であって、魔道人形ではない。
北のほうの森と草原の境にあるハーフィフス遺跡の入口にいる個体が有名だ。
高さ8メトルほどの、一対二体の像だ。
古代魔法文明の技術力の高さをうかがわせる。
曰く、敵対者を発見すると動くのだという。
しかしここ50年は冒険者ギルドでは記録が途絶えている。
もう、魔力電池切れを起こしているのではないか、という話もある。
曰く、純血のエルフが訪れると礼をする。
こちらもありそうだが、今更純血のエルフの条件をクリアできる人間がいるとは思えない。
エルフ社会も、ヒューマンとの混血が進んできており、ピュアであるのはかなり珍しい。
ギルドで探しても見つかるかどうか不明だ。
ハーフィフス遺跡の奥は、ダンジョンになっているが、危険性が指摘されて以来、一般人は立ち入り禁止となっている。
腕も太く、足も太い。胴体も太く、かなり大きい。
額に文字が書かれていて、これが魔導的な価値があると言われている。
見た目はただの石像だが、これが動いたら圧巻だとは思う。
普通に踏み潰される可能性があるので、あまり近くで見たいとは思わないが、その存在は大きい。




