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53 S アスピドケロン
海にいる巨大な亀それが「アスピドケロン」だ。
30メトルのカメといえば、わかるだろうか。
その甲羅の上は島になっていて、ヤシの木が生えている。
外洋をよく漂っているが、一見すると島なので見過ごしやすい。
こんなところに小さな島があったかな、と思うかもしれない。
よく見れば、ゆっくり移動していたりして、島とは明らかに違ったようだ。
気性はおとなしく、普段は怒らないそうだが、大砲を打ち込んだりしたらその限りではない。
海賊はお宝だと思って、しばしば狙っているという話だ。
しかし、今のところ勝利したことはなく、泳いで逃げて行ってしまう。
追い込んだとしても、潜ることができる。
カメとしては頭や手足は緑色で、手足はウミガメと同じくヒレになっている。
もし捕獲可能であれば、革製品とか作れそうだが、そういうレベルではないのは承知している。
カラシル川の河口付近に、クライトの小島という島があるのだが、実は太古のアスピドケロンの死んだ甲羅がそのまま残されたものとして、有名だ。
観光名所になっており、人々がしばしば訪れる。
サイズは100メトルと超大型で、神話時代の産物を思わせる。




