表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最強平凡B級冒険者ヤドルのフィーラル王国魔物事典  作者: 滝川 海老郎


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

51/53

51 D ウォーキング・ファンガス

 歩くキノコそれが「ウォーキング・ファンガス」だ。


 赤い傘に白い斑点、そして本体は白っぽい。

 エリンギの上に開いた傘があるような形をしている。

 30セントメトル程度で、雨が降ったすぐあとなどに、群生する。


 普通のキノコの擬態しているつもりなのか、休憩しているときは手足を畳んで、地面に生えているふうに振舞う。

 普段は森の中を歩き回っている。


 フィーラル王国の森林地帯であれば、たいてい見ることができる。

 王都の王宮の森にも生息しており、よく採取される。


 毒はないとされているが、腹をこわす子がいるという噂がある。

 実はしっかり焼いて食べないと、生だとあたることがある。

 これはマツタケなどの普通の食用キノコと同じ特性だ。


 しばしば円になって踊る習性がある。

 これが、本位のフェアリーリングであり、妖精たちとファンガスが一緒に踊るらしい。

 一度見てみたいものだが、けっこうレアだそうだ。

 たまに酔っ払いが一緒に踊るという、逸話がある。


 胞子を飛ばして攻撃してくるが、あまり人間には聞かない。

 少し幻覚作用があるらしいので、注意しておこう。

 食べるときは、キノコをはたいて胞子をよく落としておくとよい。


 食味は、キノコとしては普通で、いい出汁が出る。

 素朴な味だが、それがなんだか懐かしい感じで、俺はけっこうお気に入りだ。


 秋の雨が多い時期に多く取れるが、実は6月の雨季にも数が増える。

 一年を通してある程度の個体数がいることが知られている。


 森林地帯には、このファンガス採り専門の業者もいるくらいで、王都にも多くが輸出されている。

 キノコと言えば、コレという人も多いだろう。

 人工栽培しているからかと思いきや、基本的に天然ものとなっている。

 人工栽培の研究はされてるようだが、うまくいっていないそうだ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ