11 E マイマイ
大型のカタツムリそれが「マイマイ」だ。
マイマイは帝国語ではなく、フィーラル王国語の俗語で、それが名称として定着している。
ようはカタツムリのソレなので、説明は不要だろう。
ただし最大で、40セントメトルくらいにはなる。
リクウミウシ同様に、軟体動物系で、貝の仲間とされる。
ただしリクウミウシが一枚貝なのに対し、一枚貝のうち巻貝に分類される。
貝の仲間ではあるが、陸生だ。
色は薄黄色から茶色が多い。
頭部には、二本の目と二本の角のようなものが出ている。
角といっても、柔らかいので触覚にちかい。
貝殻には、右巻きと左巻きがあるが、圧倒的に右巻きが多い。
理由は定かではない。
貝殻は硬く、攻撃をはじき返すほどだ。
硬いのだが、あまり利用手段がなく、だいたいは捨てられる。
雑食性で何でも食べる。
コンクリートなども食べると言われているので、侮れない。
もちろん主食は葉っぱや木の皮だ。
ワイルドウルフはリクウミウシやマイマイも食べることはあるようだが、あまり好まないようで、頻度は低いとされる。
もっぱらホーンラビットが主食なのだろう。
リクウミウシと同じくらい、ほとんど攻撃手段を持たないため、弱いモンスターの一つとされる。
生息域も生息数もリクウミウシに似ていて、草原、森林に多くいて、砂漠地帯や乾燥した荒野では見られない。
初心者冒険者で見かけたら、持って帰るのも一つの手だ。
一応、頭部の下側に、口が付いており、ギザギザの歯が並んでいるのが、少し怖い見た目をしている。
口で噛みついてくるので注意してほしい。
リクウミウシ同様、食べると美味しいため、よく捕獲される。
切り身を串焼きにして露店でよく販売される。
筆者は小さいころ、露店でこのマイマイの串焼きを食べるのが好きだった思い出がある。
今でも、ときおり、焼いていい匂いのする屋台を見つけたら、購入することもある。
キモカワ枠として、やはりリクウミウシ同様の扱いを受ける。
嫌いな人は本当に嫌いだが、好きな人はそれなりに好きだろう。両極端なのが特徴かもしれない。
やはり知性は感じられず、人に慣れることはない。
しかも最大でかなりの大きさになるので、あまりペットなどにもしにくい。
家で飼っていても、何でも食べてしまうという理由もある。




