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いとこで4姉妹の許嫁候補  作者: リクント


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2/3

気絶そして目覚め

第2話完成しました!


玄関で気絶した響人を見て

「あ〜連姉、音瀬の事は任せたっスよ」

(運ぶのは面倒っス...)


「なんで僕が!2人で運んだ方が効率的だろう」

「このあと、ゲームのイベントがあるんスよ〜 その前に風呂入ってくるっス〜」


そう言うと、夜夢は靴を蹴飛ばすように脱ぎ捨て、そのまま風呂場へと向かっていった

「はぁ、夜夢の奴、毎回面倒くさいと分かった瞬間には僕に押し付けてきやがって」


連理はそう言いつつも靴を脱がすと、響人の手を肩にかけリビングに連れていく



「あ〜、なんで僕が... こんな大事な日に他の妹達は泊まりで居ないし」

(それにしても、響人は中2にしては意外と軽いんだな)

飯をきちんと食べてるのか不安になるほどに...




「床で横にさせるのはさすがに可哀想だから、ソファに寝かしてみたが響人は気持ちよさそうに寝ているな」


連理は、寝ている響人の隣に座ると響人の寝顔をマジマジと見ている

「れ、連姉... さすがに音瀬の顔を見過ぎっス そのせいで、音瀬は魘されてるっス...」

「っ、夜夢!もう風呂上がったのか...」

「そうっスよ ぱぱっと洗ってきたっス」


連理は声のした方向に振り返るとパジャマを着た夜夢が、冷ややかな目で見つめていた


「な、何だ...そんな冷たい目で僕を見つめるな!」

「冷たい目でなんか見てないっスよ... で、音瀬の寝顔を見つめていた理由はあるんスか?」

「ただ、気持ちよさそうに寝ていると思って顔を見ていただけだ!決して僕はやましい気持ちで見ていたわけじゃないからな!」

「別にそこまで聞いてないっスよ」


「そ、それにしても、ゲームのイベントはいいのか」

「そうっス!イベントっス完全に頭から抜けてたっスよ... って、露骨に会話を逸らしたっスね...」




夜夢はテレビとゲーム機を慌ててセッティングをしつつ、連理と会話をする

「そういえば今日はご飯どうするっスか? 昨日は残り物だったっスよ〜」

「そうだな... 響人が起きたら一緒にスーパーにでも行くとするか」

「でも全然起きそうにないっスよ だったら、音瀬が起きるのを待つより連姉が1人で買い物に行った方が効率的だと思うっス」



「確かに響人が目覚めるのを待つより、1人で買い物をした方が効率的か...」

「そうっスそうっス 絶対にその方がいいっス」

「今から買い物に行くがゲームをやる前に、せめてそこのテーブルは綺麗にしておけよ」

「っス、連姉いってらっしゃいっス〜」




連理は、エコバッグを手に持ちスーパーに向かう


夜夢(アイツ)、絶対やらないな...まぁいい 明日は土日だ、強制的に片付けさせるとするか ん?」

(メッセージ?夜夢?)



スマホの通知に気づき、確認してみると夜夢からメッセージが届いていた


『チョコアイス買ってきてっス〜』


「はぁ、暑いのは分かるし買ってやるか」


渋々アイスも買うことを決めて、スマホをしまう連理であった










「さてと、連姉にアイス頼んだっスからゲームやるっスよ」

コントローラーを持ち、チョコレートを口にくわえながらオンラインシューティングゲームをプレイしていく


「えっと今回のイベントは・・・一人一度しか参加出来ない限定的なイベントっスね」

(いつもならフレンドと一緒にチーム組むっスけど、今は誰もプレイしていない時間帯っスし一人でプレイするっスか)












プレイしてから30分、夜夢を含め残りのプレイヤー数は4人になっていた





屋内に入りアイテムを探していた夜夢は、現在逃げ場のない状況に陥っていた

「うにゃ〜、ベランダに1人と足音的に下にも1人待ち伏せているっスね」


(ソロモードっスけど、こんな偶然あるんっスね)


そう、ベランダに隠れていたプレイヤーは偶然にも部屋の窓から尻が見えてしまい、夜夢に気づかれてしまった


(これが本当の 頭隠して尻隠さず っス...合ってるっス?)

「と、とりあえず、部屋とベランダの扉に爆弾を仕掛けるっスか...」



窓から離れて爆弾を仕掛けに行こうとしたその瞬間、夜夢は画面の端の大木にプレイヤーがしゃがんでスナイパーライフルを構えているのを見つけた


「な、な、にゃんっスか!これ!待ち伏せで敵を襲おうとしているプレイヤーを漁夫の利で遠方から狙うプレイヤー... すっごい面白いっス!」


笑いつつも、テレビ画面を注視し爆弾を仕掛けていく

「いや〜、このゲームほんと面白いっスね 漁夫の利で一位を狙う...(それを阻止して私が一位になったら)いいっスね〜」



不敵な笑みを浮かべながら、入口とベランダに仕掛けた爆風に巻き込まれない位置取りで部屋の扉が開くのを待つ

「それにしても、この建物に残りの3人が居るのを知った上でのまぁ完璧に近い位置取りっス...」

(しかも、ソロ戦っス 意外とランクの高いプレイヤーの可能性があるっスね...)



入口の扉方向から足音のマークがだんだん大きくなってきている

(お、我慢できずに2階まで来て扉も開ける感じっスね)







「ん?知らない天井が見える... 気絶していたのか」



・・・









同時刻、音羽学園のとある部室では


「ちっ、残りのプレイヤーは俺含めて4人で、尚且つ同じ建物内に3人居る事は分かってんのに... 何でプレイヤーが減ってないんだよ!クソが!」


この部活の部長である森崎は、ゲーミングPCの画面を見ながら暴言を吐いていた

だがその瞬間、ゲームから爆発音が鳴り響いた


「ちょ、部長 今の音ってゲームからですか!」

「あ?そうだよ てか、俺も急にゲームから爆発音が鳴り響いて驚いてんだよ!」



ゲーミングPCをテレビモニターに繋げて、副部長の夏鈴が確認してみると

「ん?残りのプレイヤーが今2人になってるけど?」

「2人ってことは⋯(爆弾を仕掛けたやつが生きてんのか、それとも他の奴が偶然爆発する前に建物外に出ていたのか?)」

「考える前にとりあえず、スコープモードは解除した方がいいと思うけど?」

「確かにこの爆煙だとスコープは視界を狭くするだけだし、解除するか...」

「ちっ、煙がほんと邪魔だな(でも確か、煙は20秒程で消えるはず)」


キャラのスコープモードを解除し、視界を広くさせて辺りを見渡そうとした

しかし、

その時煙から出てくるシルエットを視界の端に捉えた


「そりゃあ、煙が晴れるまで待機するわけねぇよな!」

出てきたシルエットに、向けて銃弾を1発放った




シルエットに当たる直前、銃声のような音が聞こえると近くの大木に銃弾がめり込んだ

「な、一体どこからから攻撃してきやがった!」


男は、すぐさま姿勢を低くし大木を盾にして隠れる


「隠れるより、攻めに行った方が勝算は高い気がするけど...」

「あ?何か言ったか?」

「別に、何も言ってないけど... それよりも私これからフレンドと遊ぶ約束しているから今日は帰るわ」

「ん、あぁそうか...」



夏鈴はドアを開けて帰ろうとした時、重要な事を思い出した

「あ!そういえば来週の月曜日の部活動なんだけど来年度高校に進学する部員の1人を先に仮入部として部活に参加してもらう予定なんだけど...」


「ちっ、一方的に撃ってきやがる(この大木が破壊させる前に高台から降りるか?)」


「ゲームに集中して聞いてないな〜」



そう言いながら、扉を閉めて帰宅する副部長であった




(まぁ来週の月曜日から卒業式まで、部長はもう部活に来れないんだけど...)

「分かってんのかなぁ〜」















・・・














「大木に隠れられると、狙うのはムズいっス〜」


爆発の際、夜夢は被害を受けない場所に身を隠していた



そして現在、 ライフルの銃口を割れた窓枠に立てかけて大木を狙っている

「ん〜、一旦狙うのはやめて相手の動きを見る方向に切り替えるっスかね...」


夜夢はテレビ画面を注視しながら、オレンジジュースを飲もうとした


すると、突然背後から声が聞こえた

「えっと、夜夢さんでしたっけ?」


突然の背後からの声に夜夢は驚き、口に含んでいたオレンジジュースを吹き出してしまった


「にゃ!いつ、お、起きたんスか!」


夜夢はむせながら、響人が起きた事を確認した

「ほんとついさっきですよ まぁ具体的には、ゲームから爆発音が聞こえた辺りですかね」

「って本当についさっき目覚めたんスね...」


夜夢は、響人と喋りながらもゲーム画面から目を離すことは無く、ずっと攻撃を仕掛けている

「ん?そういえばもう1人、夜夢さんのお姉さんは一体どこに...」

「あぁ、連姉ならご飯の買い出しに出かけたっスよ」


(そういえば先生が連理って呼んでいたような...)





「大木が邪魔でラスイチが倒せないっスね〜」

イライラし始めた夜夢は、チョコレートを噛み砕き始めた

そして響人はテレビ画面に目を移すと、ボソッと思いついた事を喋った

「一点集中して狙えば、大木を貫通して破壊できると

まぁこの距離だし不可能に近いと思いますけど...」


(そもそも、遠距離から同じ箇所を狙うのは不可能...そして貫通させるなら3.4回寸分の狂いなく当てる必要がある...)


「一点集中して狙う...(あ、閃いたっス)」


(この人、さっきまで悩んで小難しい顔だったのに表情が急に変わった... まぁどうでもいいや トイレにでも行こ)


俺はその場から静かに立ち、リビングの扉を開けた...























そして、扉を閉める事無く俺はトイレに向かった

実は、第2話は第1話の投稿からすぐに作成して完成していたのですが、第3話の内容を先に考えていたら

投稿が遅くなりました...

第3話も完成はしていますが第4話をある程度考えるのを

優先したら投稿が遅れるかもしれません



ぜひ、温かいコメントをまっております。

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