世界
この話は理解できない部分があります
あまり深く考えずに作品を楽しんでください
――― 世界 ―――
そこはまだ 世界も星も存在しない無の空間が広がっていた
私は 生き物を作り寂しさを紛らわした
まだ 少なくとも幸せな日々・・・
生き物達に家族が出来るのを見るととても幸せになる
いつしかそんな幸せを自分も噛みしめたくて家族を作る
住人が多くなったと感じ私の子と一緒に世界を作り上げる
暖かくて居心地の良い場所
愛おしくて月日が経つのも忘れてしまう
でも・・・ そんな暖かな暮らしが 今は夢のような話だ
日は過ぎ 人は生まれ 私を悪く思う人達
世界を作った私は人には知れない力を持つが故に 恐れや戸惑いが芽える
恐怖を持った人間は私を死に追いやった
これがすべての始まり・・・
死に際に羽を残した
抜け落ちた1枚の羽
悪魔や天使がそれを残し 命を落とすと一部分が再生出来る
私の場合 記憶そのものだった
私の息子“ネクロディア”がそれを拾って再生させるまで
安全な場所にと時間をかけた
ネクロディア(以下ネクロ)「それにしても 膨大な魔力の形として見つかるとは・・・
危険というか・・・ 私でさえ魔力に魅了されるところでした」
シァオロ「魔力は我々 天使や悪魔にとって力だからな 下手な奴に
見つかるとくだらない事にしか使わない」
シァオロとは・・・ネクロディアと結婚した最愛の人
ネクロ「ええ・・・ しかし何と言いますか・・・ この子は魔力が
生命 永遠とその力で命が尽きない存在となる事を知ったら・・・」
シァオロ「自分が生まれた事を呪わないといいな」
ネクロ「私達の子メイウェンと仲良くなってくれるといいですね」