第58話 来れてよかった
本日、体調不良で普段以上に頭の働きが悪いため、後日訂正入るかもしれません。
大きな戦いも終わり……復興も進み、俺たちは少しだけ休みを貰ってお出かけした。
新婚旅行って言うには人数多いが複数の人と結婚する事になるなんて……。
俺は機械系は得意だが、恋愛は不器用……というか不慣れ?縁がない?生活をしてきたが、この世界に来る時、彼女が出来たら良いなだったのがいつの間にか複数人と結婚してましたとか数年前の自分に行っても信じられないような日々。しかし未だに妻が複数っていうのには慣れない。
こちらの世界では当然なので妻側が分かっているからいいが常識で考えたら俺には難しい。
当然だよねこの年まで彼女も居なかったのに……。
しかし分かった事も有る。
”魔法のある世界”で前世の常識を考えても通用しないと。実際同じところも多いのだが、
そう考えた方が楽だと気付いた。
最初は男が少ないからだけの理由で結婚申し込まれていると思ったが、別にそれでもいいじゃないかと最近は思う。要は俺を選んで良かったと思われたら良いのだと。
軽い理由で近付いてきたならより良い相手が見付かったらそちらに行くだろう。
こちらが好きではない相手なら対応も悪くなるはず。
でも今いる皆はいい関係を築けていると思う。子供も出来たし。
子供出来て思ったが前世の両親には悪いことしたなと思う。何も言えずに居なくなったからな……。
そうだ魔法が有るか!ないなら作ろう。夢で会いに行くでもいいかな。
お礼が言いたい。
アイシャと会わせてくれたこと。生んでくれたこと、少し短かったけど育ててくれたこと。
お礼をまだ言えてないな。
”死んだ後神様にお願いしたらこの世界に来れるかも”と教えないと。
俺は魔力が多いから凄く長生きらしいから長生きしてからでいいからね。
そうだ両親とか前世からもし誰かが来た時に楽しめる様にこれからは観光、娯楽にも力を入れよう。
しかし息子が異世界で王様のようなことしてると知ったら驚くだろうな。
「セート何か考え事?」
「なあモモ、この子たちが将来旅行したり、遊べる施設を作りたいなって思ったけどどうかな?」
「それは、良いと思うけど。そんなことしても良いのかな?」
「それが仕事になり、そのほかの人を楽します施設にもなる。皆が楽しめる世界って平和でいいんじゃないかな?」
「なんか最初は代表なんか嫌って言ってたのに、最近少し変わった?」
「ん~?そうかな?多分役が終わった後に楽しみたいだけだよ」
「そう言うなら、そうなのかも。でもセートが楽しいなら何時までも続けていいわよ」
「え~!適度に辞めたい」
「「「「なんで?」」」」周りに居た数人の妻に言われた。
「子供と遊ぶ時間がないなんて耐えれない。俺は君たちと子供の為に生きるんだ!」
「何か……凄く……子供好きね。あれだけ最初は結婚嫌がってたのに」
「嫌がってなんかないぞ。こんな美人に近付いて来られたんで最初は罠かと思っただけ」
「あ……ありがとう。セートも凄く優しくてかっこいいよ」
「なんか初めてかっこいいとか言われた。お世辞でも嬉しいよありがとう」
「そんな……は、恥ずかしくって言えなかっただけ……よ」
「でもな皆に伝えたい。この世界に来れて皆と会えて幸せだよ。神様もありがとう。異世界に連れて行ってくれて!」
(特別に両親と友達だけ夢で再開できるようにしておいたぞ。いつでも使えるからゆっくり会ってこい)
神様からの声が脳内に届いた。
(「ありがとうございます。久々の再開楽しみにしておきます」)
その時こちらの世界では違う声が響いていた
「「「「「「神様と会ったこと有るの?」」」」」」
神様の声を聴いて彼女欲しいと異世界に来て複数の嫁が出来て子供が出来た。
普通に考えて短時間に起こる事じゃないよね?
これ物語として書いたら需要有るかな?ないだろうね。
でもこれからもこんな世界で俺は生きていくから、地球出身者で異世界来たら”セート”って居ないかと探してみて。
終わり
ここまで読んでいただきありがとうございます。
もしよろしければ評価、感想など頂けると嬉しいです。
何か最後に納得できてません。後日書き直すかもしれません。
もし少しでも需要有るなら、番外編、その他書きます。
現在 異世界では魔女しか魔法は使えない?! とか 私は妹が嫌いなので政略結婚は妹に任せて私は冒険者になります! 等連載してます。良かったら読んでみてください