第57話 食料
もうすぐ終わりの予定ですが意外と見てくれている方多いので、終わらせたくない気がしますが現状毎日更新が2つになり、新連載も考えてますので……
「あのあたりに魔獣は居るのか?」
「そうだが……本当に食うのか?」
「特殊な処理したら食えるよ」
魔獣を発見。即倒した。
「あんたら強いな!どこかの冒険者パーティーか?」
「間違いではない。太陽の光って言う名のパーティーに所属してる」
「えっ?太陽の光?そこって確か国の代表に成った男の人が居た所では?」
「そうだね。俺がその国の代表しているセートだよ。よろしく」
「お、お、王様とは知らず失礼いたしました?」
「まあ国の代表だがそう言うのは気にしない。今は一人の冒険者だよ」
魔力の処理をされた肉を焼いた。最初は皆食べられるのか不思議そうに見てたが俺達が食べ始めると、皆も食べ始めていつの間にか盛り上がってた。
「これ美味しいですね」
「魔獣は特殊な処理しないと酷い味だから注意してな」
食べ終わった後
「これから旧王都の復興に向かう。元気な人は手伝って欲しい。少ないが報酬と食い物は出す」
「王国は敗北して占領されると言う事ですか?」
「今国王及び貴族の大半が悪魔の犠牲となった。この状態では王都内の治安の悪化等の不安があった為一時的に我が軍の管理下に置く。但し恒久的な占領の意思はない。早く独立してほしい」
王都に着いたら王家や一部貴族の財宝を売却。その金で食料、水、衣服の購入。後はセートが作る素材を使って家作りをしたがこの時建物を上に高く作り(三階建て以上)、出来るだけ早くたくさんの人が住めるようにした。
そして落ち着いた頃に旧王都の仕事をクチナシに引き継いだ。
少しだけ未開地を探索しながら元の国の拠点に戻ったが予想より遅かったので心配された。
今まで嫌な戦いが有ったけど後は魔獣相手の狩り位かな?
やっと平和だと思っていたら旧国境付近に大規模な盗賊を発見との知らせが入った。
「誰か休みをください」と言ったが無視された……。
完全に心を折る為、蒼龍、コデマリとエルフ達、ライラックと亡命してきた旧教国兵で対処した。
出来るだけ傷付けずに終わらす予定では有ったが、到着と共に降伏してくるとは思わなかった。
龍は怖いらしい。当然か。人化したら綺麗な人なんだけどね。
これでやっとこの世界を楽しめそうだ。
もう休めるよね?旅に行けるよね?もう皆真剣なんで婚約者全員と結婚も考えている。
特に嫌なとこ無いしね。見た目も良いし。
ただ一部は夫婦喧嘩したら地形が変わりそうになるだろうが。
こういう世界だから皆何かが強い。
仕事が落ち着いたら妻たちと旅がしたいな。新婚旅行も兼ねて。温泉無いかな?
ここまで読んでいただきありがとうございます。
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