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第18話 少し増え過ぎでは?

 エルフのコデマリが合流して以降、他のエルフ、獣人たちも多く引っ越してきた。

また建物と食料に準備か……と思ってい居たのだが逆に皆協力してくれ以前より楽になった。


 こちらから攻めたりする気はないので防御のための塹壕や武器、兵士用の食料の準備を優先した。

今の所何処も攻めてこない。このまま戦いなんて無くなれば良いのだけど。


 緊急ではないが一つ問題が有った。こちらの国に味方したいと言う集団に結婚を申し込まれたりしている。こちらはそんなことしなくても一緒に戦うと言っているが、少しでも自分たちが有利になりたいのか次々に女性を送ってくる。

多分数いたらどれかが好みだろうと思っているのか、年下から年上まで多分上下差が20歳位ある。

小学生かってくらいな子供から30超えてそうなお姉さままで……。当人に確認すると、出て来る時に結婚するまで戻るなと言われた。と言うので建設中の家で食事の準備や掃除、軽作業の手伝いとして雇った。


 この世界は男が少ないとは言え周りで男の人を殆ど見ない。疑問に思い聞いたら、戦闘が起こりそうなんで、後方に逃がされているらしい。これ以上減ると人口の維持が難しいそうだ。子供を沢山産んでくださいねとお願いされた。なんかこうこの世界に来たときは恋愛とかの甘い感じを期待してたのだが……縁がないのかな?


 建設中の城のような家に戻った時丁度前線へと偵察に出ていた人が戻ってきた。報告を聞くと現在中央王国と教国の間に戦闘はなく、王国側が教国から捕虜、奴隷の買取の提案をしているらしい。

王国曰くは魔獣が多数出現しその対策として兵を増やしたい。それ以外でも協力してくれる者には戦果に応じて税の免除、無償で家の提供を約束してるそうだ。

対人戦でなければ参加したいと言う者も多く、そのような人たちも受け入れている。

教国側はその行動を怪しんで、消極的な協力のみで様子を見ているらしい。


 「良くそこまで分かりましたね」と言うと「両国内にも知り合いがいるから」と答えてくれた。

とりあえずは戦闘はないみたいでよかった。

戦闘するより家を作ったりする方が楽しい。安全なうちに建物を増やさないと。

地下に倉庫とかも作りたい。戦闘時には避難に使えそうなやつで。

また素材作りの日々が待っている。

いつになったら普通に旅とか出来るのかな?

旅と言えばこの世界にも新婚旅行って有るのかな?

平和になったらゆっくり旅行とか行きたいな。温泉とか無いかな?

逃避したくなるが作業するか……






ここまで読んでいただきありがとうございます。

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