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作品2-3
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安乃澤 真平
□□も□□で、いじめっ子に関わらなければいいものを、まともにいやそれ以上に関わってしまうのがいけない。悪態を吐く女子を、奇声を上げながら校庭で追っかけたり、座学では 嫌だ嫌だ と言う女子の消しゴムを勝手に使ったりしていた。そうして女子達が多く泣いた。
だから当時の担任の先生が仲介に入ることが常だった。しかしこちらに加勢することがほとんどで、
「あんたなんなの?」
などと言って□□を別室に連れて行った。先生だから何か意味があってのことかも知れないが、単純な子ども達には先生は味方としか思えなかったはずである。いじめはますます加速して行った。
つづく。