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作品2『花』  作者: 安乃澤 真平
2/8

作品2-2

この度は、当作品をご覧くださりありがとうございます。

いいねやポイント評価をあげたい、と思ってもらえるように頑張ります。


どうぞお付き合いをよろしくお願い致します。


安乃澤 真平

 □□がいじめられるようになった理由は、今になっても実は知らない。ただみんながいじめていたから私も一緒になっていじめていたというだけなのである。私としては、□□が小学5、6年生にしては妙に大人びていて誰にも媚びている姿が面白くなかったのと、喉元にはすでに薄く毛が生えていたからそれを気味悪がってのことだったと思う。それをいじめの理由とするには無理があるとは、その当時の私は思わなかったようである。もとより、いじめているつもりもなかった。

つづく。

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