ボクの金メダル(200文字小説)
始まる前はいろんな意見が飛び交っていた。
未だに反対を唱える人も居るのだけれど、始まってみればそれなりに盛り上がってきた。
「すごいねニッポン、金メダルがいっぱい」
テレビを見ながら興奮気味の彼女。
「ボクだって持ってるよ。金メダル」
「本当? 見せて」
彼女にせがまれたボクは手鏡を渡す。
「なに? これって鏡じゃん」
「あるだろう? 金メダル」
「えっ? どこに?」
「そこに映っているだろう? 君の笑顔がボクの金メダルだよ」
始まる前はいろんな意見が飛び交っていた。
未だに反対を唱える人も居るのだけれど、始まってみればそれなりに盛り上がってきた。
「すごいねニッポン、金メダルがいっぱい」
テレビを見ながら興奮気味の彼女。
「ボクだって持ってるよ。金メダル」
「本当? 見せて」
彼女にせがまれたボクは手鏡を渡す。
「なに? これって鏡じゃん」
「あるだろう? 金メダル」
「えっ? どこに?」
「そこに映っているだろう? 君の笑顔がボクの金メダルだよ」
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