表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
大好きな日常系アニメの中に転生したようだが  作者: しんしん
新しい日常編
31/77

プールに行こう②

 おや、あのスクール水着女子は佐藤芳佳だ。そんなに急いでどうしたのか。

 

「はあ……はあ……ねえねえ、ウォータースライダーやりに行こうよ」


 ここのウォータースライダーは全国で一番長く迫力があると評判らしい。そんなに勧めるならぜひやってよう。アルファも一緒に来るんだろう?何、高い所が怖い?芳佳さんどうしましょうか?


「ダメです。強制執行です」


「なん……だと……。お前なんかに! お前なんかに! 俺の気持ちが分かるもんか! 」


「ええ分からないわ。だから私はあなたを痛めつけるの。高所恐怖症という不治の病を利用してね。ほら見なさい! あの泣き叫ぶ幼子が未来のあなたの姿よ。いえ、永遠に繰り返されるあなたの過去と言っても良いわ」


「外道め!可愛い顔して心は悪魔か!許さん!許さんぞ! さとうよしかああああああ!」


 ざまあみろアルファめ。その情けない姿を太田さんの前でさらけ出すがいい……。

 なんだろう……プールに遊びに来ているせいか、みんな若干テンションがおかしいと思うのは僕だけだろうか。


「私はあなたを地獄へと誘う使者……。時間の牢獄に閉じ込められ、未来永劫ウォータースライダーという閉ざされた世界でもがき苦しみなさい!そう!これは第十二次元地獄、全てが終わり、そしてやはり終わる場所。さようならアルファ、フワーハッハッハ」


「くっ、この貧乳スクール水着が!!」


「えっ……それはちょっと傷つく……」


「えっあっごめんなさい」


 あ、冗談抜きで落ち込んでる。まあ、この頭のおかしい寸劇が終わったからいいか。だからアルファは謝る必要ないぞ。むしろ良くやった。


「いい加減ウォータースライダーやりに行こうぜ。市井さんと太田さん、あと樹木が待ってるぞ」


「それもそうね。久しぶりになんか楽しかったからついね。ただ、貧乳呼ばわりはやっぱり傷つく」


「わざわざ貧乳御用達のスクール水着を着て来てそれを言うか」


「あ、スクール水着じゃないわよ。スクール水着だからね。ここ大事なところだから。見て、ここの形状が違うでしょ」


「股間を指差すな。仮にも、いや仮じゃないか、天下の声優さんですよ? その天下の声優さんがスクール水着を着て、さらに股間を指差して見ろだなんて言ったらファンがどう思いますか?」


「最高じゃないの?」


「自分で言うな。まあ最高だけれども……。それに、僕らの年代ではまだ旧式のスクール水着だったんだよ」


「え、そうなんだ。私の時にはもうなかったなあこれ。新しいタイプのスクール水着だったよ。それはそれで好きな人一杯いるけどね。アニメも最近はそっちが主流になってるみたいだし。でもほら、大事なのは温故知新よ」


 うーむ、古きを知りて新しきを知るって事か。まだまだ研究の余地はありそうだ。スクール水着の世界は深い。


「その話は後でまたするとして、早く並ぼうぜ。結構面白そうだし」


「それもそうね」

いつもありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ