どうしてこうなった(´・ω・`) マジで! 最凶俺の嫁 11
こんばんは
雛仲 まひるです。
物語の殆どがおっぱいとパンツしか出てきてねぇ!><
どうしてこうなった?(´・ω・`)
さてちょっと? 九尾S2の11話目となります。
今回、変態回となりますのでご注意ください。
ではそうぞ><b
「知泰さん?」
「波音ちゃんもやっぱり人間と妖が結ばれるなんてって思います?」
「なにを言っているのですか知泰さん。確かに妖の中には今の状況を好しとしておらず、人間界で生きながらも人里を離れている妖や本来の妖のまま人間界に馴染めずにいる妖も少なくはないです。ですが……私は常日頃から知泰さんに気に入って貰って玉の輿に乗ることが目標なんですよ? 他の妖たちに白い目で見られ、例え反発に遭い妖界から追放されても構わないという強い意志と覚悟がなければ妖が人間に嫁ぐなんてこと、伊達や酔狂だけでは妖は人間のお嫁さんにはなれませんよ」
波音ちゃんは柔らかく笑んで答えた。
そのあと、でもと付け加え「久遠寺さんは確かに立場が違うかも知れませんね」と難しい顔をした。
「ほら知泰さん元気出してください。久遠寺さんがお店を出て行きますよ。ストーキングなう、なのでしょ? 追い駆けないと、ですよ」
「波音ちゃん」
「知泰さん? 私が言えることはひとつだけですけど、久遠寺さんも知泰さんも人間界での私の大切な生徒です。もしあなたたちになにかあって、それが妖界を裏切る行為に取られるとしても私はあなたたちの味方ですからね、分かりましたか知泰さん。あと姫子先生も同じお考えですよ。では私はこれで失礼しますけど、久遠寺さんを宜しくお願いします」
波音ちゃんありがとう。
「きゃぁーっ!? なによあんたたちっ」
店の外から聞き馴染んだ声色の悲鳴が聞こえてきた。
「美九音っ!」
美九音の悲鳴を聞いて、なにも考えず俺は外へと飛び出そいとした。いや考えるより身体が先に動いた。
「と、知泰さんっ! ちょっと待ってくださいっ」
波音ちゃんが呼び止めた。冷静になれってこと?
「波音ちゃん、俺行きます。少し迷ったけど今分かった気がします。美九音は確かに九尾の狐なのかも知れない、でも俺にとってはやっぱりずっと一緒だった幼馴染みの女の子で、美九音は俺にとって久遠寺 美九音でしかなかったようです」
ちょっとニヒルを気取って、真剣な声でそう言い切った。
波音ちゃんや未美、紅葉に……美九音のことをどうこう言う妖に、そしてなにより俺自身に言い切ってみせた。
そして再び美九音の下へ向かい駆け出した。
「あのっ! 知泰さん待って下さいっ」
波音ちゃんごめん。俺はもう誰にも止められないぜ。波音ちゃんの静止を振り切って外に出た。
「あのっ知泰さん。私のパンツ返してくださいっ」
俺の背中に向かって泣く(知泰脳内ヴィジョン)波音ちゃんの言葉はもう耳に届いていなかった。
「ちょっと? あんたたちウチになんか用でもあるの?」
外に飛出し美九音の姿を捉えると美九音は三人の男に取り囲まれていた。
「姫様、お迎えに参りました」
「ウチ頼んでないよね? ウチは帰らないから」
「いいえ一族へ、いえ妖界に帰って貰いだだきます。人間界でのお戯れはここまでです、姫様」
「嫌だって言ったら?」
「姫様も御存じの通り鬼一族が動いております。奴らが人間界を滅ぼすと言うなら我ら妖狐一族は我関せずを貫き通していましたが、妖狐一族の長である姫様が人間などと御成婚され、あまつさえそれが七霧となれば鬼一族も黙ってはおりますまい。となれば我ら妖狐一族も来る戦いに備えなければなりません。姫様のお力が我らには必要なのです」
「それでも嫌だって言ったら? 本当は他に理由があるんじゃない?」
「……では言わせて頂きます。我ら妖狐一族は姫様と人間との御成婚を快く思ってはおりません。嫌だと仰るなら力づくでも姫様を連れて帰ります」
「ウチを無理やり? そんなことあんたたちに出来るっつーの? 確かに今のウチは殆どの力を封印されているけど、それでも封印を逃れた殺生石の欠片は日本全土に飛散されてるのよ? それを集めればウチがあんたたちに負けるはずないじゃない」
「ではお試しになられますか? 我ら銀狐3人を相手に」
「……っ」
「出来ますまい? 今の姫様には」
「で、出来る……」
「無理です。人間を愛してしまった姫様には出来ません。完全な九尾の本性に目覚め、人間として生きた自我を奪われることを恐れておられる姫様には」
「で、出来る……もん」
「3度でしたか……。姫様は過去に3度、その内の2度はつい最近になって立て続けに殺生石の破片を集めて九尾の狐化をしておられますね? もうお気づきなのでしょう? 九尾化する度に九尾の本性が剥き出しになって行くことに」
「……っ」
「さあ姫様、参りましょう」
「嫌っ! 痛いっ離せバカっ」
「聞き分けて頂きま――」
「おいお前ら、美九音を離せよ」
美九音の手首を掴んでいる男の手を掴んだ。
「……貴様は何者だ」
「俺は美九音の――」
「あ、あああ、あんた……」
「姫様のお知り合いでしょうか?」
「誰? ウチ……知らない。こんな変態」
ちょっ! 美九音ちゃんっ! 折角俺が助けに来てやったのに、知らないってなんだよっ。
「美九音、迎えに来た」
「……変態キモっ」
「美九音っ! 俺だよ俺っ」
「オレオレ変態? 新手のオレオレ詐欺ね」
オレオレ変態ってどんな詐欺するんだよっ! てか声で分かれよっ。
「………………! も、もしかして、あんたっ――」
やっと気付いてくれたかよマイハニー、俺は嬉しいよ。
「御当地ヒーロー? ゆるキャラ?」
なんでだよっ! 女性のパンツ被った御当地ヒーローてどんなだよ! パンツ被った変態的ゆるキャラってどんな野望で考えられたんだよっ! なんだよそれ? そんなヒーローやゆるキャラが地元に居るのは嫌だっ!
ったく……やれやれまったく、どれだけ俺とお前は付き合ってるんだ? 幼馴染みの声くらい分かれっつーの!
「だって……そんなこと言われても、あんた顔にパンツ被ってるから声がクロッチのところでくぐもってて誰の声かなんて分かるわけないじゃん。……って! ウチなに冷静に答えてんの? 違うでしょ突っ込むところはそこじゃないでしょ!」
気付いている? それともいないのか? ……待てよ? こいつは学校で起きた鬼襲撃事件以前は、俺の存在を妖たちに気付かれないように、御守りで守ってくれていたんだよな? それに今の俺は美九音と、九尾の狐が嫁入りしたと噂の人間で、もし俺が美九音の相手だと知れたら妖たちに狙われるってことを気にして気付かない振りをしているのか?
……なら。
「今日も今日とて日差しが眩しいっ、明日は明日とて未来が眩しいっ。御町内の平和を守るためっ、か弱き乙女を守るためっ! 乙女に迫る変態行為許すまじっ。愛の仮面戦士っおぱんちゅ仮面只今ッ参上!」
「……あ、あああ、あんたね! なにが「乙女に迫る変態行為許すまじっ」よっ! パンツ被った変態のあんたが参上して、この場とウチのメンタル面が惨状になってるわよっ」
酷でぇ~! 俺ってば乗り損じゃん!
「この変態めっ。姫様には指一つ触らせぬ」
「あんたたちもウチに指一本触んなっ」
「と、兎に角、その娘を離して貰おうか。誘拐犯ども」
「我らを犯罪者と呼ぶ、貴様も立派な犯罪者だ。こんな変態にこれ以上の時間を割いてやることもない、人間如き一瞬で消し去ってやろう」
えっ!? マジ? そこはほれ空気読んでよ? なにも本気にならなくても……。
「人払いの結界は私が張ってやろうか? 狐ども。存分にその人間を身を持って知るがいい」
何処からともなく聞こえてくるこの声は……。
「待たせたな七きr……おぱんちゅレッド」
スパイダーマソみたいな模様の全身タイツに身を包んだ新手の変態が現れた。って姫子先生?
「私たちも忘れないで御主j……おぱんちゅレッド」
「あたしのこともね、知k……おぱんちゅレッド」
お前たちまで……。
「私のパンツ、あとで返してくださいね? おぱんちゅ仮面さん。ってあれ皆さん」
「先生? おぱんちゅレッドです。合わせてください」
「そうですよ、先生」
「彼は今、御当地ヒーローのスーパー変態(戦隊)のリーダー。スパイダーマソレッドだぞ、水無月先生」
「狼に猫? 波音ちゃんに姫子先生まで、なにしてんの? なにイカレタこと言ってんの? なんで皆パンツ被ってんの? ……も、もしかして流行ってんの?」
ときょとんと首を傾げる美九音ちゃん。お前って場を察する能力値とか順応性とか、ほんと低いよな?
「いくぞスパイダーマソレッド。捉えた得物は離さないっ、蜘蛛巣模様レースのTバックっ! ホワイトスパイダー参上」
「豊かな表情は大切な人にしか決して見せない無表情キャラ。貼る下着絆創膏ラブっ! グリーンウルフ参上」
「気になるあいつもあたしの谷間でイチコロよ。セクシー黒紐パンツっ! ブラックキャット参上よっ」
「わ、わけあって今はピンクのストライプっ、でも本当は今日赤色レースだったのに現在故あってノーパンっ! 縞々ピ、ピピ、ピンクスネーク参上ですっ」
「今日も今日とて日差しが眩しいっ、明日は明日とて未来が眩しいっ。御町内の平和を守るためっ、か弱き乙女を守るためっ! 乙女に迫る変態行為許すまじっ! 愛の戦士レッド。我ら――」
皆でコール。
「愛の仮面戦士おぱんちゅ戦隊っ! ちっぱいジャー只今ッ参上!」俺。
美九音が「ちょっ! あんたウチに喧嘩売ってんの? ウチは別に小さかないわよ」と言いたげに俺を睨みつけている。
くわばらくわばら。そんなに睨まないでくださいっ! ちっぱいジャーの正体が俺だってバレるっ。
「スーパー戦隊スパイダーマソ参上」姫子。
「救急戦隊、救バンジャー」紅葉。
「猫戦士ブラックキャット」未美。
「ロリっ子戦隊ノーパンジャー見斬ですっ」波音。
息合ってねぇー。
「さあミクミク、こっちへ」
美九音に手を差し伸べた。
「近付いて来んなっ! 変態っ。あとウチをミクミクって気安く呼ぶなっ! ウチとトモりんとの間だけのニックネームなんだかんねっ」
顔を真っ赤にしてプリプリ怒り出してしまった美九音ちゃん。
ほんと連れない奴だ。
っつーかトモりんって誰だよっ! 一度だってトモりんなんて呼ばれたことねぇーし、それに今し方呼ぶまで俺も一度だってお前をミクミクなんて呼んだっことないんだけど……。
To Be Continued
ご拝読アリガタウ。
次回もお楽しみにっ!




