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願い事
「なぁー佐藤…もしも何でもひとつだけ願いが叶うとしたら何を願う?」
「んー…そうですね、争いのない平和な世界にしたいですね」
「おお、スケールがでかいなぁ。ホントはもっとエロい願い事したいんだろぉ?どうなんだい佐藤クン?」
「違いますって!そういう先輩はどういう願い事をするんです?」
「あー俺?俺は今の普通の生活をずっと送れればいいかなぁ…普通が一番だよ!」
「なるほど…まぁ色々ありましたからね…わかります」
隣で先輩がニッコリと笑う。
僕も先輩につられて笑ってしまう。
先輩の頭に乗った七色の羽根がそよ風に吹かれて揺れる。
あぁ…平和だなぁ…
「ところで、先輩今これはどういう状況何でしたっけ?」
「俺らが神だと祭り上げられて一つの部族を支配してるとこ」
「んー…ほんと先輩と一緒にいると普通の意味がわかんなくなりますわぁ」
遅くなってすみません!今日からまた書いていくつもりなのでよろしくお願いします!